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女神との交信

 宴が行なわれた次の日、エディに再び別れを言うとルシアスは仲間達にレイノルズ王国のあるエルコーリス諸島へと向けて出発することを話した。


 「俺はバルアとドラゴン達の住む山の山頂を目指すよ、皆はレイノルズ王国へ向かって待ってくれ」


 「ルシアス、一人で行くのか?」


 「ああ、女神アイリス様と交信出来るのは俺とマナしかいない」


 「、、、ルシアス」


 「大丈夫さ、マナ、以前にも行った事があるしバルアもいる、レイノルズ王国で合流しよう」


 「ルシアス、気をつけてください」


 「ああ!ルヴェーラ、皆を頼む」


 「またね!ルシアス」


 仲間達と一旦分かれるとルシアは街の外へ行きバルアと交信した。


 (バルア出発する、直ぐに来てくれ)


 (承知した)


 少しの間待つとバルアが飛んで来る。


 「待たせたな、ルシアス、さあ乗るがいい」


 ルシアスがバルアの背に乗るとバルアは飛び立った、あっという間にラーナドゥール王国の王都を離れていく、半日ほどでルシアスはエルコーリス諸島の聖なる山の竜王達がいる所までやって来る。


 「ありがとう、バルアここからは一人で行くよ」


 「気をつけて行くがいい、ルシアスよ」


 「ああ、直ぐに戻る」


 折れた聖剣と壊れた聖なる鎧を背にルシアスは激しい寒さの山の頂を目指した道中何度か休憩をとり山頂へ着くとルシアスは女神アイリスに祈りを捧げた、すると身体が暖かくなり眩い光の柱がルシアスを包みかつて一度だけ聞いた女神の声が頭に響いてきた。


 「戻りましたね、ルシアス」


 「はい、でも俺は使命を果たせませんでした、それに授かった剣と鎧もアシューリスに敗れて壊れてしまいました」


 「そうですね、ルシアス今一度、剣とを鎧と盾を作ってを私の元に戻るのですその時、私はその武具にかつて以上の加護を与えましょう」


 「聖剣と聖なる鎧と盾を新たに?」


 「そうです、聖剣とその鎧と盾はかつてこのバルゼリアで最も優れた鉱石を使い作られましたが今度はそれ以上のもので作り直すのです」


 「しかし、聖剣を越える鉱石は無いのでは、、、、、」


 「その鉱石よりも優れた物があります」


 「最も優れた鉱石以上の物ですか?」


 「はい、それは竜達を生み出した神竜アストエルの鱗と骨です」


 「神竜アストエル?」


 「神話の時代に私の兄のシェイダルと共に戦いその身体は傷つ命を失いましたが今も神竜アストエルの肉体はシェイダルと私のもう一人の兄グムハザとの決戦が繰り広げられた北の大陸の呪われた地にいるでしょう」


 「北の大陸に、、、、」


 「北の大陸は邪竜であるウィンガルや魔物達の住み家でありグムハザの強い影響を受ける呪われた地です、ルシアス覚悟して向かってください」


 「分かりましたアイリス様」


 光が消えるとルシアスはバルアが待つ場所えと下りていった。

 

 「バルア、レイノルズ王国へ行こう」


 「承知した我が背に乗るがいい、ルシアス」


 レイノルズ王国へと向かう中でルシアスはバルアに聞いた。


 「バルア、神竜アストエルと邪竜ウィンガルをしっているか?」


 「、、、、、アストエルは我ら竜族の父でありウィンガルは我ら竜族の長兄だ」


 「邪竜が長兄なのか?バルア」


 「ルシアスよ、アストエルは神話の時代シェイダルの側について戦った、そしてそれはウィンガルも同じだった。しかしウィンガルはグムハザの誘惑に負けて一人グムハザの陣営についた、それを見て残ッたゾルデルと我ら竜族は長兄と父のどちらの陣営に着くのも恐れた、同じ竜族、つまり家族と争う事を避けたのだ」


 「バルア、俺はそのウィンガルを討ちにいくんだぞ?いいのか?」


 「私はグムハザの司祭に呪いを掛けらていた所をお前の母であるアリシアに助けられた、同じ様にウィンガルを苦しみから救いたい、竜族の掟には逆らう事になるかもしれんがお前もまた私の家族だルシアスよ私も共に行こう」


 「ありがとう、、、バルア」


 ルシアスとバルアはレイノルズ王国へと飛んでいった。

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