表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ニューワールド 悪魔神になったら世界が滅んだ  作者: 輝山
それぞれの歩み
58/177

王国軍出現

「来たぞ!」

 第3支部詰所の中で慌ただしい声が響いた。事務長室にいたディアも慌てて飛びだした。


「どうしたんだ?」

 ディアは一人の兵士を捕まえて、尋ねた。


「王国軍だ! 王国軍が現れた。」

 とうとう王国軍10万の兵が魔都に現れた! 王国軍は魔都から派遣された迎撃軍を壊滅させや途中のにあった砦を難なく破壊しほぼ無傷でその姿を現した。

彼らは魔都の南大門から500メートルほどのところに陣を敷いたようであった。


「北門には?」

 デイアが兵士に尋ねると、どうやらまだ第3支部が守る北門側には、王国軍は現れていないようだった。

「とうとうきたか・・・・」

 ディアが覚悟を決めていると、事務長室にマクマグがやってきた。


「やっぱり、まだこんところにいたのか!」

 そういうとマクマグは、包をディアに手渡した。

「ここに食料と、少しだが金貨が入っている! いままでオレのわがままで色々世話になったな! これは心ばかりのお礼だ・・・・」

 そういうと、兵士にディアを魔都の外に送るよう指示した。


「ちょ、ちょっと待って・・・・」

 ディアは突然のことでおろおろしている。


「君はもともと、この国の民ではないし、我らと運命を共にすることはない!」

 マクマグはそういうと、なおも戸惑っているディアを無理やり追い出した!

「大丈夫だ! オレ達だって死ぬつもりはないよ! なんたってオレ達には魔王様が付いているからな!」

 そういうとマクマグは大きく手を振って、そそくさと姿を消した。


 ディアはマクマグの言葉を聞いて、不安が膨らんだが、ディアが残っていてももはやできることはなく、北門へと向かった。

「よお!」

 そこにはランドたち冒険者3人組がいた!


「なんで? 非難したはずじゃ?」

 ディアは驚きと同時に、知っている顔に出会えて、こころから安堵した。


「ああ、隣国の港湾都市に避難してたんだけどな、マクマグ殿から手紙をもらって、ディアを迎えに来たのさ! なんせ、マクマグ殿は、ほら、オレの腕の治療の時に力を貸してくれた大恩人だからな!」

 そういうとランドはすっかり元通りになった腕をぶらぶらして、さわやかに笑った。


「そうか・・・・マクマグ殿が・・・・」

 ディアが感慨にふけっていると、ランドは話もそこそこに、魔都を離れるため、ディアを馬車にのせて、自らは御者台に座り馬車を走らせた。


「いつ北門側に王国軍化がやってくるかわからないからな・・・・とにかく急いでここを離れよう!」

 そうして、ディア達はランドが移住した港湾都市に向かうことになった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ