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普段の言葉にも気を使え

 それは、現実に会話をする相手がいない時でも、です。


 皆さんツイッターは日常的に使っていますでしょうか。それ以外でも、先の項でも話題に出た「小説投稿サイト」でエッセイや活動報告をしていたり、それはツイッターに限らずなのですが、自分の小説ではない、ちょっとした一言や、文章を書いたりはしていますか?


 それを見返してみて、何か気づくことはありますか。言葉遣いとか、文脈とかです。

 たとえば「草」「すこ」などのネットスラング。私はほとんど知らないので、こんな有名どころしか挙げられないのですが、はっきり申し上げて、日常的にそういう言葉を使う、もしくはタイムラインに表示されるなどして浴びている人が、誰かの胸に響くような小説を書くことは、不可能に近いと思うのです。


 もちろん、作者と作品は分けて考えるものですが、その「作者」が生成するのが、小説であり、言葉は吐き出すことによって真実味を帯びます。それが文字として目に入り、記憶に残り、創作にも影響を及ぼします。


 ネットスラングだけの話ではありません。自分の感情を露わにしたものは、よくもまあ、巧みな語彙で、文章で、書けるものだと感心するような人が、小説となると途端に表現が乏しいという事例も見かけます。

 つまり、自分のことを語れるような文章力は持っているし、人に伝えるのも(いい意味でも、悪い意味でも)上手だけど、「創造」に至る部分では、全く基準値に満たないということです。


 そうなってしまう理由の大半を占めるのが、生活環境でしょう。

 職場、もしくは学校で、自分も流行語を使わないと会話が成り立たない。家族仲があまり良くなく、ネットで繋がっている人と、ネットスラングを交えながらでないと居場所がない。

 それは運や、時代の変化とも言えますし、自分一人の力でどうこう出来るような問題ではないのかもしれません。下手をすると、自分の立場が悪くなってしまうと考える人もいるでしょう。


 そこで私からの質問なのですが、あくまで目安として、それはあなたにとって将来的にもずっと必要なものですか、と聞きたい。

 人生は長いです。今すぐにでなくてもいいのです。もしあなたが、無理に周りに合わせて、使いたくもない言葉を口にしてるのだとしたら、その「周り」に疑いの目を向けてください。本当に自分に必要なのか、その「居場所」をなくしたら、何も残らないのか。そんなことはありません。だって創作がしたい、小説がうまくなりたいから、この本を読んでいるのでしょうから。



 あなたには、あなたの中にしかない世界が待っている。それをもっとうまく伝えようともがいてる。なら、手放していい関係性もわかるはずです。優先順位を見極め、出来るだけ自分にストレスをかけないように振る舞ってみましょう。


 経験者からアドバイスです。無理をしすぎると、文章が書けなくなってしまうので、要注意。

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