表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Dark  作者: 赤岩実
20/166

第二章 6

 ラミルは思った以上の兵士の動きの良さに、学校で教わっていた型では攻撃するどころか兵士の攻撃を避けるのに精一杯だと思ったが、健人からは動揺している様子が一切伝わってこない、それどころか驚くほど冷静に相手の細かな動きを見ていて、まるで兵士の次の攻撃を読もうとしているのではないかと感じた。

 そんな健人に対して兵士は次々と攻撃を仕掛けてくるため、周囲で見守っていた者たちも防戦一方のラミルを見て声援は徐々に小さくなっていき、誰もが兵士に勝つのは無理だと諦めかけていた。

「どうした小僧、生意気なことを言っていたが手も足も出ないな、兵士になるのは諦めろ」

 息子を止めることも出来なかったラシンドは、ただラミルが大怪我をしないでくれと祈るだけだが、戦っている健人本人はそれほど追い込まれてはいなかった、そしてそんな健人の心の中がラミルには伝わってきていた。

 兵士は確かに先生よりも動きは良いし速くてキレもある、しかしその攻撃パターンはどちらかと言えば単調で、大振りのことも多くて無駄も多い、その動きの速さに目が慣れてくると相手の初動で何となく攻撃が読めるようになってきて、その動きを見切ったように攻撃をかわしながら隙を伺うことも出来るようになってきていた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ