エピローグ
衝撃の事実を告げられてから1時間程たちます。
さっきウイッグを外したはずなのに髪の毛が気になります。
何故でしょう???
千帆里お姉さんが指摘しました。
「ジュン? またウイッグ付けたの???」
「え???」
そういえば頭が重くなってきたような...立ってみると髪の毛は腰のあたりまで伸びています。
引っ張ってみると頭皮が引っ張られます...
次は愛奈お姉さんが指摘しました。
「ジュン? いつもならバンドが光ってたと思うけどどうしたの???」
そういえば私の左腕にバンドがありません。
次は有里子お姉さんが指摘しました。
「ジュン? さっき原さんが言ってた事ってホントじゃない???」
崩れ落ちる私...
もう男には戻れないということらしいです...
仕方なく更衣室で制服に着替えました。
髪はとりあえずポニーテールにしました。
営業部に行って、上長に事情を報告しました。
その後上長は何処かに電話...
一緒に来てほしいという事で、付いていくと社長室前に到着....
ノックをして上長の後について入室しました。
社長は、
「ジュンちゃん事情は聞いた。予定通り私の秘書兼務をお願いする」
はう 唐突です...すでに決めていた口ぶりのようですが...
「すでに私は企画兼営業兼技術兼サポートなのですけど...」
「もちろん秘書業務が優先だ後はお手伝い程度でよい」
うなだれる上長...戦力減だから仕方ないよね...
「正式な辞令は後で出す」
「とりあえず貴女の最初のお仕事は...社内システムで自身の性別変更と」
「役場に性別変更手続きをしてくれ」
「なんでそんな事の指示を今出されるので???」
「そうしないとワシの息子の結婚相手に出来ないじゃないか」
「すでに私の人生まで決まってるのですか...その件は検討させて下さいね」
「息子は展示会で君の姿を見て一目惚れしたらしいから返事は早めにな」
あううとんでもない事になってきました。
本当に成りたかった自分ってなんだったんだろうな~
作者:ようやくお話を終えることが出来たよ~
純:最後にとんでもない事してくれたよな?
作者:いや~ハッピーエンド迎えれて良かったよ
純:この何処がハッピーエンドなんだ?
作者:まさか拡張レイヤまで行くとは...
純:人の話を聞いてないな、所で展示会初日の朝の夢の話って結局何だったんだ?
作者:え~っと ハッ 魔法少女にして魔女と戦う展開にするのを忘れてた...
作者:今から変更してもいい? 最後魔法少女は魔j...
純:ヤ・メ・ロ!各方面から怒られるでしょそんな事言うと...忘れてたのならそれでいい...
作者:純ちゃんが納得してるならそれでいっか