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赤い花

赤い花が嫌いになったのはいつだろう。

バラ、牡丹、彼岸花。他に挙げられそうなものはまだないし、もうないだろう。

だが、挙げてみると案外、嫌いではない。

ともすれば、嫌っているのは花ではなく"赤"なのだろうか。そうなのかぁ。


赤が嫌いになったのはいつだろう。

そもそも赤が好きになったことはない。いや、好きであるようには振舞っていたが。何故か。赤いものはカッコ良かったからだ。

戦隊もののリーダーは赤。燃え盛る炎は赤。派手な爆発も赤。情熱を持ってた人物も赤。のものを着けていた。

暗くなっても赤はカッコ良かった。黒も相まってかなぁ。

黒地に走る赤のライン。牙の並ぶ口腔に真っ赤なベロ。無情を思わせる闇に残る情熱の血が、そのギャップが、カッコ良い。


だが、いつしか私は嫌っていた。

カッコ良かったリーダーは、ただの俳優に。---①

燃え盛る炎は、ただの現象に。---②

爆発も、そんなところだろう。---③

情熱は、失ってしまった。失くしてしたのだ。どこにだろう。

①〜③は、知ってしまったから。僕の頃には知らず、ただありのままと思っているものにだけ目を向けてれば良かった頃には知らなかった、だが今は、私だ。知ってしまったのだよ。

けれど、其が自然であったから、逆らう気も沸かん。僕自身嬉々として飲み込んでいたしね。

情熱、こいつは厄介だ。どこに置いてきた。いや、丸ごとはおいてきていない。ただ、時間の経つに連れて、削られていった。この恥ずかしい社会に。まぁ、反面、落ち着きをくれたのだから仕方ない。ギブ・アンド・テイクだ。


赤が嫌いになったのはたった今だろう。それまで私は考えもしなければ、気にもかけなかった。でもそのお陰とでも言うべきだろうか



私は今、赤い花が好きになれそうな気がするよ。





今日のありのままの気持ちをのせました。突発的なものです。お声をお聞かせ願えたら嬉しく思います。

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