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苦手な方はご注意ください。

ツキモノ少女は拝金主義

作者:白笹 那智
 この世は〝精霊〟で溢れている。
 ただ、人類がそれを認識できないだけで――。

 人々に害をもたらす精霊、〝禍津神〟の討伐を請け負う〝祓い屋〟。
 その末席に身を置く、ナルシストかつエゴイストな美少女「月宮一葉」は、大精霊〝古狼〟とその魂の半分までもを共有する〝憑物〟であった。

 養父の死を切っ掛けに、ワケアリな者達の集う〝白藤学園〟に通うことになった月宮一葉は、そこで三本腕の禍津神〝ハンズマン〟により引き起こされる事件に巻き込まれる。

 ワケアリのお嬢様「十夜雪咲」に事件の調査を、その幼馴染である「五坂敬祐」から解決を依頼された一葉。
 紆余曲折の末その事件を解決に導くが、しかし禍津神〝ハンズマン〟を召喚し、この事件を引き起こした首謀者は謎のままであった。

 禍津神による事件、事故の捜査、解決を担当する警察機関「特殊災害対策室」、通称〝特災〟に事件の全容解明を任せ、平和な学園生活に戻ろうとしていた一葉であったが、すぐさま第二の事件が起きる。

 四肢を切り取り持ち去る〝ハンズマン〟事件に続いて起きた第二の事件の下手人である禍津神は、内臓の全てを食い荒すというその手法から〝腑喰らい〟と呼ばれた。

 一葉は再び十夜雪咲から事件の調査、そして解決の依頼を受ける。そして追い詰めた腑喰らいの正体は、何かしらの禍津神に操られた十夜雪咲の幼馴染、五坂敬祐であった。

 苦悩の末、操られた五坂を倒した一葉。そして死の淵に向かうその口からある事実を告げられる。

 第一、第二の事件による被害者は、全てある禍津神を呼び起こすための〝供物〟であるという事。
 そしてその召喚される禍津神とは、伝説にも語られる大禍津神〝土蜘蛛〟であるという。

 五坂敬祐の最後の願いを託された一葉は、その強大な敵に立ち向かうのであった。
 

 
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