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迷宮戦争。  作者: さまぁーを〜ず
1/1

人員集め。

「茶封筒⁇堤防にぃ⁈」


昨日のことを、梨沙は実有に話した。


「あのさ、落ち着いてよーく考えてみ?念力とか魔法とかなんだか知らないけど、現代のこの世の中でそんな夢みたいな話あるわけないじゃん‼」

「実有ならそう言うと思ってたんだよ笑

でもさ、もしこれが本当のことじゃなかったら、誰かのイタズラってことじゃない。そのイタズラっ子を発見してみたい気もするんだけど、、、」

梨沙はなるべく控えめに言ったつもりだった。

「んー、あんまり信じられないなー。イタズラされたんだったら放っておいた方が絶対に害は少ないと思うんだけどなぁ。」

「それがねぇ。放っておくわけにはいかないんですよ。」

「何で?」

「おもろいじゃん。もし犯人確保できたらかっこいいよー?ヒロインだよ?うちら。笑」

実有は、呆れたような目で私をみて、はぁーっとため息をついた。

予想通りのリアクションだ。これくらいのことはしばしばあるから、慣れている。


「だから。ね?お願いします‼あと七人集めるためにも、誰かさん助けるためにも、君の力が必要なんだ‼」

「、、、、、、あんたさぁ。中2にもなってなに言ってるのよ。プリ◯ュアとかア◯パン◯ンみたいだよ笑」

「ねぇーガチ目に。真剣に頼んでるつもりなんだけどな。」


あたしがとどめを刺すと、実有は困ったような顔をして、少しうつむいている。


「わかった。ちょっと考えてみる。」

「よっしゃ!!!!!!!!!」

「その代わりあれだよー?展開がつまんなかったらその責任は全部梨沙のなんだからねっ!!!!!!!!!」


はいはい。わーったよ。

実有のこういうところが可愛らしくていいと思う。



そして、慧の方へ行った。

ちょっと、いい?なんて言って手招きをして、廊下に呼び出した。

少し思わせぶりかな笑。


「なに?」

「いやぁ、それがね、。」

あたしは今までのことをひとしきり話した。


「え、」

「何が、え、だよ。」

「いや、全部に対して。ていうかさ、なんで俺なの?」

「慧っちがきてくれないとはかどらないの‼うちらバカばっかだからサー。計画立てて欲しいのよ。」

「あ、うん、じゃいいよ?俺でよければ。」


うおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!

予想外のリアクション!!!!!!!!!

普段なら「いや、ちょっと、なぁ。」なんてすらっと言っていそうなのに。

今回はなんだかノリがいいな笑

おいおいどうしたんだ優等生!!笑


ということは、、、

慧っちで実有を釣っちゃうってことか。

わーいわーい\(^o^)/

慧っちが来たら絶対にくるよな。

来ないと自分が損するもんね笑


「え、さ、慧くんが⁈くるの?」

「そうだよ。」

「嘘だぁ〜慧くんそんなこと言わないよ〜。」

「それがあたしもびっくりでさ。慧っちあんな一面を持ってたなんてねぇー。」

実有をちらっとみると、いつもは小さな目をめいっぱいに開いていた。

「くるの⁇来ないの⁇」

「っはいはい。もー。子供なんだから。」


いやいや逆だろ笑



そして、七夕までに、なんと七人集まってしまった。

つまり、全部で八人。男子五人、女子三人。

こういうお話は男子の方が集まりやすい。

しかし、慧以外全員向こう見ず。

さて、どうなるのでしょーかこの八人組。

もちろん、リーダーは梨沙だ。

海の日までもう少し。

ここら辺までずらずら面倒な部分なんですが、よろしく。

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