1話目後編
遅れてすみません。
なかなか小説がかけない状況になってきました。
1回目投票結果 ジャックに話しかける
2話目の投稿はもう少しお待ちください
考えた末、僕はジャックさんと話すことにした。
「あ、あの、ちょっとお話しませんか?」
「……何を…ゴホ」
「い、いろいろです…」
「……」
不審者を見る目ようで、ジャックさんは僕を見る。
パーカーを目深に被っている、ジャックさんの方が不審者だと思うんだけど…親睦を深めるため、あえて言わないでおこう。
「用がないなら、帰るけど…」
「え、えっと…お体の調子大丈夫ですか?」
「……見ればわかるよね…ゴホ」
「そう…ですね」
「……」
ジャックさんはくるりと後ろを向いてしまった。
「あ、あの…」
「……君は馬鹿正直そうだから言っておくけど、嘘つきには気をつけたほうがいいからね…ゴホッ」
後ろを向いたたままそう言って、ジャックさんは歩いて…。
「ま、待ってください!」
どこかへ行こうとするジャックさんの服の裾を掴み、ジャックさんを足止めする。
「……何?」
急に足止めしたせいか、ジャックさんは不機嫌だ。僕は慌てて掴んだ裾を離す。
「えっと…」
何か言わなければと思い、僕は
「い、一緒にご飯食べませんか!?」
と、言ってしまった。ジャックさんはさらに機嫌が悪そうになる。
「…君、ホモ?
「ち、違います!ただ、僕はジャックさんと親睦を深めようとして…」
「…ゴホゴホッ」
「……ごめんなさい」
「……」
再びジャックさんは歩き出す。
「…………ついてこないの?」
「え?」
「食事、食べるんでしょ。だったら食堂行かなきゃね」
「あ、はい!」
と言う訳で、僕たちは食堂に来た。
「……人がいませんね」
「まだ4時半くらいだし、みんなまだ部屋で喋ってるのかもね…ゴホ」
「…これ、どうやって食事すればいいんでしょうか?」
辺りを見回してもよくわからない。テーブルとイスと機械くらいしかない。
「あれ…券売機。あれで食券買って、食事する」
「なるほど」
「……何食べる?」
「え、あ、そうですね…」
僕は券売機の前に立って商品を見る。
麺類や丼物など、意外と種類は豊富だ。僕は迷った末、親子丼の食券を買う。
買った食券をもってウロウロしていると、ジャックさんが僕に話しかけてきた。
「……トレー」
「え?」
「券売機の横の、テーブルの上の、青いトレーの上に食券お…ゴホッゴホ」
「あ、大丈夫ですか?」
「……お気になさらず」
「えっと、置けばいいんですね。ありがとうございます」
軽くお辞儀をして、食券をトレーの上に置いてしばらくすると、トレーは壁の穴の奥に吸い込まれた。
「ど、どうしましょう…っていない!」
「……こっち」
急に姿を消したと思ったら、食堂の隅の席に座っていた。それを見ても同じように座る。
「もう少ししたら、来るから…ゴホ」
「あ、ジャックさんのは?」
「券売機、2つあるからもう1つの方で買った」
ジャックさんが指を指す方向には、たしかにもう1つの券売機があった。
「まぁ、売ってるものは同じだけどね」
「そうなんですか」
……なんか、ジャックさんが食堂のことに関して詳しい気がする。聞いてみたい気もするけど…もう少し仲良くなってからにしよう。
数十分後、スピーカーからポーンと言う音が流れた。
「……この音が合図。貰いに行くよ。」
「は、はい」
ジャックさんについて行くと、受け取り口と書かれているところに僕たちが注文した物が置かれていた。
「あ、カレー注文したんですね」
「……ん」
それだけ言うと下の席に戻ってしまった。
黙々とカレーを食べているジャックさんを見て、僕は気づく。
「あの、スプーンの持ち方おかしくないですか?普通はこう、優しく持つ感じなんですけど、ジャックさんのはこう…ギュッと握り締める感じが……。その持ち方、手、痛くないですか?」
「……君には関係ない。それに、もうオレの痛覚はほとんどない」
「…それってどういう……」
ガラガラという音と共に、愛さん、ミカエルさん、リーダーさんの3人が現れた。
「なんだ、俺が1番乗りじゃなかったのか」
「どうでもいいじゃんそんな事~」
「私たちもご一緒していいいかしら?」
「あ、どうぞ」
「……ゴホッ」
ジャックさんは席を立つ。
「…オレは君たちを馴れ合う気はないから」
そう言って、ジャックさんは食堂から出て行った。僕は追いかけようとしたが、
「ねぇ、食事どうやれば食べれるの~?」
愛さんに呼び止められてしまった。
「あ、それはですね…」
僕はやり方を愛さん達に教える。
ジャックさんの方も気になるが、またしゃべれる機会はあるだろう…。
2話目前半はお待ちください




