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神というレベル

ある日突然、異世界へ通じるゲートが開き、触れると特殊能力が得られる結晶が見つかる。

冴えない主人公がゲート内で迷ってしまう。

ひょんなことから最強能力を手に入れ、

主人公は世界征服を目論む!?

可憐ギルドの事務所に到着して、朱音は京平に話す。


「うちのクリスタラーなら訓練場、食堂、仮眠室、シャワー、ぜーんぶ使い放題。」

朱音が言う。


「マジっすか!?」

満面の笑みで京平は言う。


「それでお金の話だけど、私と戦って認められないと100万円で終わりだからね。」

朱音が言う。


「分かってますよ。

勝負して勝てばいいんすよね。」

京平が言う。


「まあ、勝てるならね。」

朱音が訓練場を促しながら言う。


「じゃあ、相手に降参を言わせるか、気絶させるかした方が勝ちね。」

朱音が言う。


「了解っす。」

京平が言う。


朱音と京平は向かい合う。

「じゃあ、あなたから攻撃していいわよ。」

朱音が言う。


「ホントにいいんですか?」

京平は言う。


「いいわ。」

朱音が言う。


「じゃあ、いきます。」

京平はそう言いながら炎を放つ。


あまりの大きさに朱音は驚いたが水魔の結晶で炎を抑え込む。

しかし、炎の力が大きすぎて十分に抑える事が出来ない。

(はぁ?何この火力。なんで不利属性の水に勝つのよ。)

そう思いながら朱音は繊細なコントロールで水の温度を下げ、徐々に氷にする。

そうすることで、炎の強さも少しずつ弱くなり、抑え込むことに成功した。


実力は十分にあると確信し、朱音は「合格」と言おうとした瞬間、抑え込んでいた炎が実体を持ったかのように動き始め、氷を破壊していく。

(はぁ?炎の結晶にこんな力なんかない!

どうやってここまでの力を...

というか、早く止めないと、、、事務所がもたない。)

そう思い朱音は出すつもりはなかった本気で暴れる炎を抑え込もうとする。

それでも暴れまわる炎に朱音は恐怖を覚え、気がついた時には「降参!!!」と叫んでいた。




「これで来月の100万円も貰えますよね!」

京平が朱音に言う。


「も、もちろん約束だから。

その代わり、しっかり働いてもらうからね。」

朱音は平静を装いながら言う。


「ラッキー!!

200万円!」

京平はそう言いながらスキップをする。


「じゃあ、これ早速仕事。

ここにあるゲート発生してから1年も経ってるのにまだ誰も攻略できてないの。

これ攻略できたら報酬はずむよ。」

朱音は難易度が高すぎて、誰も攻略しなくなったゲートに行くよう指示した。

高ランクギルドが何回も失敗したため、攻略できたら人類最強の称号が与えられると噂されている。


(なんか彼ならイケる気がする。

それにまだなにか隠してそうだし。)










京平は朱音にいわれたゲートに来ていた。

ゲートに入ろうとすると門番のような大男に止められた。

「あの、入りたいんですけど。」

京平が言う。


「アンタ新人か?

ここはお前のような新米が来るようなとこじゃねえよ。」

そう言われ、京平は「めんどくさ」と思った。


「このゲートは、数ある高ランクギルドが攻略できなかったゲートだ。だからお前1人の力でどうこうなるようなもんじゃない。

あれ?いない。諦めて帰ったのか?」

大男が言う。


ゲートに入った京平は辺りを見回した。

「さっきのおっさんダルかったな。

得意げになって話てくれて助かった。」

京平は隙を見て大男にバレないようにゲートに入ったのだ。


「ん〜。なんか海底みたいな見た目だな。」

京平が呟く。



進んでいく行くと、イカと犬が合体したようなモンスターが出てきたが『神の槍』で瞬間する。


「人の目を気にせず『神の槍』が使えるなんてサイコー!!」

と言いながら出現するモンスターをなぎ倒していく。


「あっ!!

また結晶ゲット!

これ水魔の結晶じゃん!

ラッキー。俺、まだ持ってなかったからなぁ。」

そう言いながら京平は水魔の結晶に触れる。

結晶は消え、京平は水魔の能力を得た。




「これいつ終わんの〜?」

朱音の話によると、最深部にはボスの部屋があるらしい。

そのボスを倒すと、現実世界のゲートの色が変わり、クリアしたことになる。

3時間ほど進んでいるがまだボス部屋にはつかない


「もう持てないよ。」

すでに結晶が50個は集まった。

そのうち10個が水魔の結晶。

他は全部炎の結晶だった。

そんなことを言っているとボス部屋のような場所に着いた。


「あー、これ絶対ボス部屋じゃん。」

京平はそう言いながら部屋のドアの横に今まで集めた結晶を置き、大きなドアを開ける。

朱音は口には出していませんが、京平が短い時間で屋根に登ったことに引っ掛かっています。

それにより、まだなにか隠していると思っています。

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