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天空魔法学校

「じゃあ、これから学校頑張って!!

俺は、現実世界あっちに戻ってるから。

現実世界への帰り方はわかるでしょ?

地図も渡しとくから。」

京平はそう言いながらミレアを送り出し、現実世界に帰った。



京平は現実世界に戻ると、可憐ギルドへと向かった。

それから数時間後、成長したミレアもまた現実世界へと戻り、同じく可憐ギルドへと向かう。


やがてギルドに到着したミレアの姿を見て、京平は思わず目を見開いた。

彼女は17歳とは思えないほど大人びた雰囲気をまとっていた。


「お久しぶりです、京平さん。」

ミレアが微笑みながらそう言う。


(お久しぶりって… ついさっき会ったばかりじゃないか?)

京平はそう内心で思いながらも、「どのくらいぶりだっけ?」と尋ねた。


「入学以来なので、もう4年ぶりですね。おかげさまで、無事に魔法学校を卒業できました。」

ミレアは穏やかに答える。


(1番ゲートは、異世界の住人がいるかいないかで時間の流れが変わるのかもしれないな…)

京平はそう推測し、思案を巡らせた。


















ミレアが入学することになったのは、天空魔法学校。

中央広場から1番近い最も難しい学校である。

ミレアは途中入学生として1年生となった。

すでに半期が過ぎているため、毎日放課後に補習が必要であった。

ミレアは寮で暮らすこととなった。




「今日から君たちと一緒に学ぶことになるミレア・ノクターンさんです。」

若い女性教師が紹介した。


「ねぇねぇ、ノクターンって珍しい名前だね!」

ミレアが席についてすぐ隣の女子生徒が聞いてきた。


「そ、そう…」

ミレアは戸惑いながら言う。


「ごめん、私キャート。よろしく!」

キャートはそう言いながら握手を求めてきた。

ミレアが握手をし、ぎこちなく笑った。



炎の結晶の授業だった。

2人1組になって炎の魔法の改善点を教えあう内容だった。

ミレアはキャートとペアを組み、練習をした。



「火の魔法苦手なの?」

キャートが疑問の眼差しを向けてきた。

なぜ入学できたのかと思われているようでミレアは少し焦ったが前から疑問に思っていたことを聞いてみた。


「ね、ねぇ。これ何を燃やしてんの?火の魔法って…」

ミレアが弱々しい声で聞く。


「え?何って…魔法だから燃やすとかないんじゃない?普通に意思を込めれば出るけど…」

キャートが言う。


ミレアは今まで”何かを燃やして火を発生させる”と思い込んでいたことに気がついた。

ミレアは感覚的には魔力を熱に変換するイメージの方が近いのではないかと考え出した。

その感覚を反映させて炎を出そうとすると今までで1番大きな炎を発生させることに成功した。


「おぉ、なんだ。できんじゃん。」

キャートは安心した様子で言った。

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