ハイテク リーサルウェポン
ある日突然、異世界へ通じるゲートが開き、触れると特殊能力が得られる結晶が見つかる。
冴えない主人公がゲート内で迷ってしまう。
ひょんなことから最強能力を手に入れ、
主人公は世界征服を目論む!?
京平は地図にあった「討伐隊本拠地」と書かれた場所に向かった。
建物に入り、受付と思われる場所へ行く。
「討伐隊の加入ですか?」
受付が言う。
「あっはい。」
京平はわけが分からないが返事をする。
「では、あちらです。」
受付が示す方向に京平は向かった。
「今日がたまたま加入できる日だったのかなぁ。」
京平はそう言いながらなんとなく移動する。
「そこ!
お前だ。そこのお前!
試験会場はここだぞ。」
通り過ぎそうになった部屋の中から声が聞こえた。
京平は、その部屋の入り口から覗いてみる。
壇上に気の強そうな女がいかにも近未来の金属と布の中間の素材でできたようなスーツを来てこちらを見ている。
その下には、外見がバラバラの人たちが30人ほど集まっていた。
「すんませーん。」
京平は頭をかきながら小走りでその集団に近寄り、加わる。
数分後、
「よし!時間だな。それでは始める。
私の名前はウィルン・スターク。
ウィルと呼ぶがいい。
お前らに別世界の化け物を駆除するために必要な能力を授ける!
きつい訓練が待っている。覚悟しろ。」
とウィルが言う。
それからもウィルの説明は続いた。
ウィルの話した内容は
別次元(魔界)がこの異世界にもあり、定期的に悪魔族たちが攻めてくるらしい。
京平はウィルの話から、この異世界には結晶はとても希少だと感じ取れた。
また、悪魔族への対抗手段は科学技術を使った兵器で、今からその兵器を十分に扱えるようになるための訓練をするらしい。
最初の訓練では剣の練習だった。
一見なんの変哲もない剣だが、京平が持った瞬間、剣の刃先が水色に発光し、重さが減った。
用意されていた岩や木を試し斬りしたが力をほとんど入れなくても斬ることができた。
問題なく試し斬りができたら次の武器に移る。
京平は
(こんなちょっとで剣の訓練終わり?)
と思いながら次の武器である光線銃を持つ。
光線銃で、ある程度的に命中させることができるようになったところでその日の訓練は終わった。
訓練をしていた部屋を出て、受付へ行く。
「あのぉ、この街に来てまだ日が浅いのでこの街について知れる施設とかありますか?」
京平が受付に聞く。
「あぁ、ありますよ。
国民ムゼオ館という建物に行けばわかると思います。
博物館のようになっているので。」
受付が言う。
「ありがとうございます。」
京平はそう言い討伐隊本拠地を出る。
京平は国民ムゼオ館に着いた。
そこは現実世界にもありそうな外観であまり大きな建物ではなかった。
「博物館ってどこも似たような見た目になんのかなぁ。」
と言いながら国民ムゼオ館に入る。
京平は驚いた。
外から見たらテニスコート1面分ほどの大きさで、5mほどの高さだったのにもかかわらず、建物の中に入って見ると壁が見えないほど広い。
そこにはたくさんの兵器や文献が展示されていた。
京平はこの世界の歴史を知るために文献を読み始めた。
この街はこの世界で1番国力が大きく、「ムゼオ」という国名らしい。
この異世界でも月があるらしい。
月にも人類の街が建設されていて、1番の産業地域になっているそうだ。
「だいぶ技術が進歩してるなぁ。」
京平が言う。
歴史的な展示室を抜け、科学的な物に関する展示室に入った。
そこには一軒家ほどの光線銃や反重力を使った戦闘機、人型の大型ロボットなどが展示されていた。
一軒家ほどの光線銃は以前あった地球の衛星を1つ消し去ったらしい。
本来この世界の地球には衛星が2つあったことになる。
「年々、その衛星は地球に近づき、放置すると地球に衝突する恐れがあったのだ。
数万年後の話だが、地球に被害が出ないためには、今のうちに破壊する必要があった。」
と巨大光線銃の説明文には書かれていた。
「こんなでっかいロボットとかサイコーじゃん。」
京平が言う。
その巨大人型ロボットは、討伐隊で好成績を出すと1機与えられるらしい。
これを見て京平は討伐隊で好成績を出すことを目標に決めた。
討伐隊の加入、訓練は毎日行っています。
しかし、いつでも脱退することができます。
討伐隊は悪魔族たちの防具を剥ぎ取って使っている者もいるので独特な服装をしている人は少なくないです。




