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不天退帰  作者: 七星北斗


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18/22

18.何でここに?

 敵兵を後ろから襲撃したら、十分で方がついちゃった。


「敵影なーし、どうする?ゲームでもする?」


「ヨユーすぎて、パナいっしょ」


「パナい、パナイ、パイナップル。暇だからアニマルハンターやるっしょ?」


「うぃー」


 ごそごそとバックから取り出したのは、携帯ゲーム機である。


「アスモデウスさんにマモンさん、ゲーム何ってやってていいんですか?」


「いいんじゃない?」


「テキトーぐらいがベリーハッピーってね」


「怒られても知りませんよ」


「大丈ブイ」


「おお、レアアニマルのキングパンダ激熱」


 捕獲だー、と騒ぐ二人を他所に周りも気が抜けたのか、炭酸ジュースを片手に宴会を始めてしまった。


 有馬の兵士たちは、呆気に取られて唖然としている。


「どう収拾するんだよ」


 しかしおかしい、龍造寺の兵士が少なすぎる。今回の作戦が読まれていた!高橋会長の作戦が筒抜けだったということなのか?


 嫌な予感がする。まさかと思うが、我々の中に裏切り者がいるかもしれない。


 でもまあ、あっちには会長とレヴィアタンさんに、ルシファーさんがいるから大丈夫だな。


 考えすぎかもしれないが、妙に今回の戦争は、きな臭いというか。


「雑務君、焼きそばパン買ってきて。五分で、早く」


「あーしわ、ブルーベリーヨーグルトに炭酸ニンニクミルク。雑務、駆け足」


「わかりましたよ」


 何で僕が、小間使いのようなことをしなければならないのか。


 しかし焼きそばパンはわかるが、ヨーグルトに炭酸ニンニクミルクってチョイスおかしいだろ。


 シュワシュワで辛くて、牛乳でマイルドに…考えてたら、意外と合うかもしれないと思ってしまった。いや、そんわけはないと思い直す。


「このキングパンダ体力バグってない?」


「時間やばいよー、ピンチだよー」


「お困りですか?」


「あ、貴女は…誰っ!?」


「マルチ参加承認お願いします」


「ああ、はい」


「うん」


 この人は、誰だろう?


 って、エイム激ヤバっ、地雷の置き方上手いし。


「今です捕獲檻を仕掛けてください」


「言われずとも」


 キングパンダは、仕掛けた檻の中へおずおずと入った。捕獲完了をお知らせする。


「おめでとうございます」


「ありがとー」


「あざーす」


「あの一つお願いが」


「何?」


「捕獲したキングパンダを、もふらせていただいてもいいですか?」


 顔を見合わせた二人は、しょうがないなーと。自らのギルド控え室へ招待する。


「もふもふー」


 ゲームで遊び、きゃっきゃとはしゃぐ姿は、子供のようで見ていて和む。


「ところで貴女は誰?」


「私は、有馬ヘナと申します」


「有馬ヘナ…どこかで聞いたことがあるような?」


「あーしも、そんな気がしてきた?」


 …有馬ヘナ、長崎の君主じゃね?

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