告白
「はははは、テオドールは本当にアイリにべったりだなぁ。」
アイリの父親は微笑ましそうに笑う。
「当たり前です!将来、僕はアイリ姉さんと結婚します!」
「け、けけけ結婚!!??」
ちょっと待って。お父様に言う以前に、そんな話、テオくんから聞いたことがない。
私たち実は両思いだったの!?
…ってそうじゃなくて。今は私はアイリ・ローゼン。
残念なことにテオくんは家族。弟なのだから、結婚はできない。
「アイリ姉さんは僕のこと嫌いになりましたか?」
私からの反応がないので、なぜか叱られた子犬のような表情で落ち込むテオくん。
あれ?おかしい。原作でテオくんってこんなキャラじゃなかったはずだ。
「なってないよ。」
「じゃあ愛していますよね。ふふ、僕も愛しています。」
あ、あああ愛しています!?!?
可愛い顔でそんなん言われたら心臓がたりないってぇぇぇぇ!!!
作者さん助けて!!
ごめんなさい、ストーリー変えちゃって悪かったって!修正してくださいっ!でも、テオくんは幸せにして!?
アイリの父親は子どもの言う事だ、みたいな風に「そうかい、そうかい」なんて受け流している。
ちょっと!?お父様!?
彼絶対に本気だって思うけどっ!?
アイリは心の中で叫んだ。




