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雷がなっているよ

近くで見守っていればきっと全て上手くいくはず。

…と、思っていた私は甘かったかもしれない。


同世代の子と遊ぶ機会があっても何故かアイリ以外の人とは話そうともしないし、ほぼ1日中ベッタリなのだ。

お陰で心臓が持たないわけだが。


雷はしっかり克服できた今でも、雷がなっている日にはルンルンで枕を持ってくる。


こんな調子でいいのかしら。

まだ今はテオくんは10歳、私は12歳の子供だからいいと思うけど、いつまでもこうしていられるわけではない。


私の代わりにと言う気持ちもあってぬいぐるみをプレゼントしたのだが、最近では枕とともにそのぬいぐるみも持ってくる。


気に入ってくれたのは嬉しいけど…。


「アイリ姉さん、雷なってるよ!」

「そうね。」

「一緒に寝てもいいでしょ?」

「いいけど…もう雷は怖くないでしょ?」

「うん、アイリ姉さんが守ってくれるからぐっすり眠れるようになったよ。」


そしてにっこりと笑う。

ぐっ………。尊いっ。そしてあざといっ。


今日も断れなかった。

だって、そんな言い方されたら断れないよ…。


いつか卒業できる日が来るのだろうか。

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