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異世界転生〜神の能力少しだけ使えます〜  作者: ★わくわく★
第3章 テオドール学園編①

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第80話 担任とクラスメイト


 入学式を無事に終え教室に向かうルーベン達。

 もちろん知り合いは、呆れたり、怒ったり、笑われたり、色々な反応だった。 

 

 ガラガラ。扉を開く。


 「ここが魔術科の教室か。」

 「そうね。なかなか綺麗な教室じゃない。」


 そう言ってるのは、ルーベンとアモ。

 ナタリーは剣術科なので別の教室だ。

 

 教室は以前通っていた大学に似ていた。

 段々になっていて、長い机と椅子が並ぶ。

 

 それよりも視線が気になる。

 皆がルーベンに注目している。

 入学式の挨拶で、あれだけの事を言ったので当たり前なのだが、1人の生徒がルーベンに話しかけて来た。


 「初めまして。私はリリー•スコット。入学式の挨拶には驚いたわ。私も不正について思う所があったの。だから一緒に頑張らせて貰えないかしら。団体戦も優勝するんでしょ?それなら人数も必要よね。」


 そう言ったのは、お嬢様って感じの雰囲気の女の子。

 だってグルグルの髪の毛だし、仕草からしても、おそらく貴族の娘さんだろう。


 「ありがとう。友人としてもこれからよろしく。それと、貴族の方ですよね?」


 「そうよ。スコット子爵家の長女。でも普通に接してくれて構わないわ。学園には親の地位なんて関係ないもの。それに親に聞けば不正方法について色々分かる事もあるかもしれないし。」


 「それは、ありがたい申し出だけど、危険な目に合うかもしれないから、証拠集めは僕がやるよ。時間もあるし。貴族の事は詳しくないから、貴族の事を聞くかもしれないけど。」


 「分かったわ。そしたら私の事は、リリーって呼んでくれていいわ。あなたの事はルーベンと呼ぶから。」


 「分かった。改めてよろしく。リリー。」


 それからアモも自己紹介をして、さっそく仲良くなった様だ。しかしアモはすぐに友達が出来るな。

 

 実際、貴族については、あまり良く分からない。関わりがあったのはドライカの街の領主ネヴィル子爵ぐらいかな。ネヴィル子爵は良い人だったし、街の人からも慕われていたから、王都に来て、こんなに悪い貴族がいるのは初めて知った。試験の時、ダリオは男爵家と言ってたし。


 ちなみに…

 男爵•子爵•伯爵•侯爵•公爵の順に偉いらしい。


 という事はダリオの家、トンプソン男爵家は爵位を持つ家の中では、1番下と言う事になる。まぁ爵位を持つ事が凄いのだけれど。

 

 おそらくだが、裏には男爵以上の爵位を持つ家が動いているとみて間違いないだろう。

 そう考えると、リリーの家は子爵家。

 かなり凄い家なのでは?

 でも本人は普通でいいと言っているし。


 そんな事を考えていると。

 扉が開く。あの人は!!


 「はい。皆さん席に座って下さい。」

 「初めまして。知っている方もいるかと思いますが、私がこのクラスの担任になりました『ベンジャミン』です。まずは入学おめでとうございます。」


 ルーベンが知る学園の先生の中で唯一、信頼出来ると思う先生。これにはルーベンは喜んだ。


 ベンジャミン先生の挨拶。

 そして1人1人軽い自己紹介。

 

 魔術科の人数は50名なので、軽い挨拶とはいえ時間はそれなりにかかる。

 ルーベンは鑑定をして時間を潰していた。

 そして、ある女の子の番になる。


 眼鏡をかけ、黒髪を後ろで結んでいる。

 雰囲気と仕草から真面目なタイプに見える。

 あと…スタイルは抜群だ。胸が特に…。すでに8歳で。

 なんか男の視線が凄いし。


 「ク、ク、クレア•ブ、ブルックリンです。よろしくお願いします。」


 ゴンッ。


 初めて見た。

 礼をして、おでこをぶつける人。

 皆、笑っている。

 

 いやいやいや、そんな事じゃなく。これ…これは!!

 

 名前   クレア•ブルックリン

 種族   人族 8歳

 状態   ー

 武器   鞭(D) E

 魔法   水(B) D

      闇(B) E (黒墨くろすみ

 魔力量  162/162

 スキル  なし

 称号   なし


 

 『見つけたぁーー!!』

 (闇魔法の適正持ち!!)


 思わず立ち上がって叫んでしまった。

 全員が僕を見ている。変な目で……。


 ガンッ!!

 「いてっ。」

 足を蹴られた。アモだな。


 「やっぱり…その……気になるの?」(胸とか。)

 なぜか顔が赤くなっている。


 (気になる?あぁ闇魔法の事だな。アモもあの子に何かを感じ取ったか。流石だな。)

 「あぁ。初めてだ。こんなに気になったのは。」


 ガンッ!!

 また足を蹴られた。

 「もう、知らない。」プイッ。


 なぜか、そっぽを向くアモ。

 (何かしたか?んー分からん。)


 「ルーベン君。座りなさい。入学式の件といい。今の分からない言動といい。少しは周りの事を考えて行動しなさい。」


 ベンジャミン先生に怒られた。それもそうか。

 「はい。中断させてしまい申し訳ありません。」


 それからは大人しく鑑定をして過ごした。

 他にも気になる人は何人かいたのだが…。


 隣のこの子。

 アモは、なんで怒っているのだろうか?

 

 その後は、学園の施設の説明を受け。

 授業内容、先生の紹介をして入学初日が終わった。


 1日中、不機嫌なアモだった。


 (どうやったら、あんなに大きくなるんだろう。回復魔法ヒールでもかけてみようかな。そうだ。仲良くなってあの子に聞いてみよう。)

 

 



 

 

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