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異世界転生〜神の能力少しだけ使えます〜  作者: ★わくわく★
第1章 ドライカの街①

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第7話 鑑定の儀2


 あれから誤魔化すのに苦労した。

 闇属性の適正があるから、間違ったんじゃないですか?とか。


 自分でも苦しい言い訳だった気がするけど。次の人を鑑定して問題ないのを確認させて、なんとかなった。

 まぁ適正値は高かったから、違う部屋に呼ばれたんだけどね。


 「おーい。ルーベン!こっちこっち。」


 「父上!母上!」


 「しかし凄い適正だったな。ルーベン。」


 「そうねぇ。闇属性の適正者を初めて見たわ。まさかルーベンだとは、流石がルーベンね。」


 「ありがとうございます。父上、母上。それでなんですけど、この後、別で教会が話があるらしく。親と一緒に部屋で待っていてくれと。」


 「まぁ。そうなるわな。」


 「あなた……」


 「まぁそう心配するな。今すぐどうこうってのはないから。レベルが高い適正持ちは国が将来期待する。だから今のうち親と一緒に説明を受けるだけだから。」


 「そうよね。」




 それから別の部屋で教会から説明を受けた。

 親も少し自己紹介して父ロキと、その息子と聞いて驚いていたよ。やっぱり有名なのね父上は。


 その後は、これからの話をしてくれた。

 ルーベンの能力的に魔法の道に進むのが良いとか、8歳の入学まで、少しずつ適正武器•魔法の訓練を。そして闇魔法についても説明してくれた。まぁ知っていることだったけど。


 あとはレベルの高い適正持ち、珍しい適正持ちなんかは狙われる可能性があるって伝えられたよ。

 それの注意もあるんだってさ。まぁ父上がいるから手を出されることは、ないだろうと言っていたけどね。

 

 そう考えると、あの女の子…確かアモって言ったかな。あの子は大丈夫だろうか。確か近くの村出身と言っていたが。



 「あの。神父様。あの光属性の適正の女の子は、どうなるのですか?」


 「そうだね…まずは…村じゃ警備も薄いからね。こっちのドライカの街に引っ越すことを親に勧めたよ。まぁ本人達が決めることだけどね。」


 「そうですか。ところで父上?母上?なにをそんなににやけているのですか?」


 「いやぁ〜ルーベンにも春が来たなぁって思ってな。」


 「確かに可愛い顔していたしね。ルーベンちゃんたら。あんな顔がタイプだったのね。」


 「もぉ〜からかわないで下さい。そんなんじゃないです。」


 「照れるなって!」


 「まぁ可愛いわね。」 


 「もぉ〜。」


 「あの〜話はこれで終わりです。また何かあれば教会にいらして下さい。」


 

 こうして無事に?鑑定の儀が終わったのであった。




 〜ドライカから西〜


 ここには広大な森が広がっていた。通称、マヤの森。

 自然豊かなこの森は、豊富な資源はもちろんのこと。数多くの魔物も存在し、多くの冒険者が資源や魔物の素材を集めにやってくる。


 

 マヤの森最深部の洞窟内。


 いたるところに魔物の死体が転がっている。

 

 「ついに!ついに!完成したぞ。」


 そう言ったのは白髪で長髪の男。白衣にメガネをかけている。

 手に持っているのは、赤く発光する輪。


 大きなゲージを開け中に入ると、そこには拘束されている大きな犬型の魔物。その魔物に赤く発光する輪を首に付ける。


 犬型の魔物の目の色が赤く変わった。そして拘束をといた。


 「かつては『獣王じゅうおう』の称号を持ち、世界にその名を轟かせた魔物の末裔『ケルベロス』よ。憎き人間を滅ぼす。その力で、まずはアスタリア王国を滅ぼすのだ。」


 「グルルッグルル。」


 


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