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異世界転生〜神の能力少しだけ使えます〜  作者: ★わくわく★
第1章 ドライカの街①

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第19話 魔物の鑑定

 

 「ルー坊……これは…!」

 ペンスが驚く。


 「はい。ついでに砂地•サンドピットも発動しました。これで魔物達のスピードも落ちます。多少は楽に、塀の上から倒せるようになるかと。」


 「ハハッ。そういう事では……私はもう考えるは辞めました。ルー坊!残りの魔力は?」


 「まだ余裕です。言った通り村を囲えます。」


 「ルー坊!!人生でこんなに驚いた日は初めてですよ。」





 村人、冒険者皆ペンスを見て驚いていた。

 「これは凄い。」「良かった。これでなんとか…」

 「これは土魔法の称号持ちの方に違いない。」



 「あんた……凄い人だったんだな。先程はすまない。」

 頭を下げる冒険者。


 「いえ。私は他の場所にも向かいますから、他の騎士もすぐに来ます。あなた達は無理せずに塀の上から攻撃し数を減らして下さい。」


 「おう。この壁ならびくともしない。安心して攻撃出来る。」


 「では。すまないが。」



 それから、南側。東側の順に同じく土壁サンドウォールを使用していく。皆、ペンスに驚き、讃えてくる。

 最後に被害が少ない北側に到着してペンスが声を上げた。


 「隊長!!ご無事で何よりです。」  

 そう父ロキと合流したのだ。


 「おう。北側の魔物は、ほぼ制圧した。これから他の場所に援軍に向かう。そっちは?フフ。」


 「なに笑ってるんですか隊長。あれだけの魔法…隊長の所からも見えていたでしょ。あとは北側ここだけですよ。いま使用しますね。」


 耳元で隊長が話しかけてくる。

 「ルーベンがな。」


 2人で目を合わすと…

 「ハハッ。フフハハッ。」

 2人して笑い合うのだった。


 北側も土壁サンドウォールを使用して、すべて囲うことに成功した。


 それからは徐々に魔物の数を減らすことに成功する。

 しかしまだマヤの森から魔物が出現しているようだった。

 

 僕は父上に、村の中央で待機と命令を受けた。

 流石に疲れもあったし、考えることもあったので座っている。


 魔法をかけながら村を移動する際、魔物が近くにいる場面が何度かあった。その時、初めて魔物に鑑定をした。

 驚く点はひとつ。魔物の鑑定は人とは少し違う鑑定だということ。


 魔物の鑑定はこうだ。


 名前   ー

 種族   ゴブリン

 状態   獣の刻印

 武器   ー

 魔法   ー

 魔力量  10/10

 スキル  なし

 称号   なし


 名前   ー

 種族   ウルフ

 状態   獣の刻印

 武器   ー

 魔法   ー

 魔力量  15/15

 スキル  なし

 称号   なし

  

 5回ほど鑑定したが、状態という欄があった。そこには全ての魔物に『けもの刻印こくいん』となっている。


 「状態ってことだから、なにかしらの状態異常になっていることは予想がつくんだけど……獣の刻印かぁ。」


 (刻印……刻印。何かしら刻まれたと見るべきだよね。それに村の人もこんなことは初めてのことだって言ってたし。やっぱり刻印を刻んだ魔物に命令したり、操ったりする為の刻印と見るのが1番可能性が高いよね。)

 

 「ん〜。それなら刻印を消す方法を見つけるか…刻印をつけた者を倒すしかないかな?」


 空を見上げる……そろそろ日が暮れる。そう思っていると父上達が戻ってきた。

 

 「父上!!」


 「大丈夫。多少怪我人はいるが皆無事だ。魔物達は日が暮れはじめると一定数残り、他は森に戻っていった。これから急ぎ作戦会議をする。ルーベン!お前も一緒に聞くといい。」


 「はい。僕もみなさんに聞きたいことがあります。」



 「分かった。ペンス!急ぎ部隊長ならびにベテランの冒険者。森を良く知る者を集めよ。」


 「ハッ!!直ちに。」


 こうして会議が始まるのであった。

 


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