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VRMMOで勝手気ままな魔猫になりました。  作者: きれいな紙片
デブ猫と宗教戦争
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戦準備

夜勤明けの今の時間帯が1番眠いです。

【三国イベント 水の国 主神 水神を滅しました。これにより亡き水神の眷属、水神信者、水の国が貴方の陣営と敵対します。またこの星の全属性神と敵対関係になります。】


【…亡き水神陣営と炎神陣営、風神陣営、雷神陣営、光神陣営が貴方陣営との宗教戦争の開戦を宣告しました。また大地神は此度の宗教戦争参戦保留。闇神は戦争反対しています。他の神々は我関せずです。】


[[[ワールドアナウンス 水の国の主神である水神がプレイヤーの手により滅されました。これにより水の国のイベント進行は破棄されます。]]]


[[[ワールドアナウンス 奈落神(PC)が水神(NPC)を滅したことによりワールドシステム「宗教戦争」の情報が開示されました。詳しくは教会にて。]]]


[[[ワールドアナウンス 奈落神(PC)陣営に対して元水神陣営、炎神陣営、風神陣営、雷神陣営、光神陣営が宗教戦争の開戦を宣告しました。プレイヤーには各NPC陣営で戦争に参戦することが出来ます。奈落神(PC)陣営側での戦争参戦は不可とします。戦争準備期間として1週間後に開戦します。]]]




ふーん、5柱の神々の陣営とプレイヤー対俺と配下で戦争するのか。…プレイヤーにはトラウマ植え付けてやろうかな。NPCは全て殲滅するが、圧倒的な力で蹂躙したいな。1週間の準備期間で配下育成頑張るか。


そんなことを考えているとリコリスが俺に向かって土下座をする。


「奈落神様!申し訳ございません!!私のせいで奈落神様に不快な思いをさせてしまいました。」

「よい、頭を上げよ。リコリスのせいではない、水神が愚かであっただけだ。」

「しかし、」

「くどい。お前が間違えを犯してないのは俺だけじゃなくマリンもわかっている。」

「そうです、リコリスに何の落ち度もないことです。さぁ、奈落神の配下の一員なのです。いつまでもそのような姿では奈落神の配下として恥ずかしいですよ。」

「は、はい!」

「では、2人とも戻って戦争の準備をするぞ。」

「承りました。」

「はい!」


俺はリコリスとマリンと一緒に芸術の国…改めて「猫の国」へ転移した。


各属性神は生物の生命活動が可能である星の数イコールです。比較的ポピュラーな神々です。


1番多い神は星神です。星が生まれる時に共に誕生する神が星神です。


星ちゃんは全ての星々を司る女神なので全ての星神は星ちゃんの眷属神とも言えます。


氷神、影神、聖神、魔神、時神は居ないのか?居ますが今回のことは我関せずです。特に氷神は自らの領域外のことには関心はありません。影神、闇神、魔神は主人公側なのでノータッチです。時神は1つの時空のことには関われない制約があるため不参加です。聖神は水神の顛末を知っていますし基本争いは同じ程度の者同士の間でしか起こらないと思ってますし、星ちゃんと関わり合いたくないと思ってます。


何故なら、先代聖女と魔女婆は星ちゃんの旦那である主人公に関わったことにより死にかけましたから。どちらも聖神のお気に入りです。魔女婆に誓約(ギアス)を付与したのは聖神です。聖神が何もしなかったら星ちゃんの権能で聖神のお気に入りがいる大陸ごと消し飛ばされていましたから。


1週間の準備期間は各陣営の為であり、主人公陣営のためでもあります。


今回のことについて星ちゃんは基本表立って手出ししません。裏で暗躍しそうな神々に対しては別です。


主人公もそうでしたが、神は代替わりする神もいます。代替わりしない神は創造神、星ちゃんだけです。星ちゃんが畏れられているのはこういうことも含まれます。


ちなみに、創造神は超高性能AI様です。基本的にゲーム内のことに干渉しません。ゲーム外のことでゲームの邪魔になりそう人を蒸発させてます。


それでは、次回*˙︶˙*)ノ"


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