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VRMMOで勝手気ままな魔猫になりました。  作者: きれいな紙片
デブ猫が星々を
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荒治療

神的な荒治療でフェリセット復活します。でも、扱いが雑になります。

宇宙探索6日?目


「あ"あ"あ"あ"ぁ"ぁ"ぁ"」

「…これ、本当に正気に戻るの?」

「大丈夫よ。ていっ!」


フェリセットに星ちゃんの加護を授ける時になった。え?なんで、精神壊れてから3日も経過してるのか?…大人のプロレスが大盛況だったからだよ。燃え上がってヤバかった。16腕の星ちゃんの絶技。お見せできないのが悔やまれるぜ。


で、今星ちゃんがフェリセットの額にデコピンをかました。弾けるフェリセットの色々。弾けちゃマズイのも出てるよ!


「星ちゃん、本当に大丈夫?」

「大丈夫よ!旦那様。1度崩壊した精神は脳を再構築させる為にこうして弾けさせてから私の加護を核として埋め込めば、次に崩壊しそうになったら意識がシャットダウンするから。その時に、無防備になってるメス猫は旦那様が守ってあげてね。」

「なるほど。わかったよ。」

「ほら、見て。」


弾け飛んでいたフェリセットの色々が逆再生のように戻っていく。ほほぉ、これはなかなか。

全て元のフェリセットに無事戻った。フェリセットの意識が覚醒する。


「んうぇ?私、一体…?」

「俺が誰かわかるか?」

「ええと、ダーリン?」

「星ちゃん、もう一度デコピン」

「はぁい♡」

「ちょま」ばしゅ


それから何度か同じことを繰り返した。結果。


「"ふざけたことを言ったら頭弾けるデコピンの刑に処す。真面目に応えろ。俺はお前のなんだ?"」


真威圧で圧迫尋問に切り替えた。なんか、ほんわかな雰囲気だとボケるのがコイツの悪いとこのようだ。


「ぴゃ、あ、あ、あるじしゃまでち」ガクガクブルブル

「よし、やっと応えたか。何回目だっけ?」

「んん?多分、48回目ね。」

「あ、あのなんの回数ですか?」

「質問に正しく応えられずにふざけたことを言ったお前の頭が弾けた回数。」

「え」

「手間をかけさせるなよ。100回駄目だったら諦めようかと思った。」

「なにを諦める?」

「色々。とりあえず、お前はしばらく留守番な。」

「え?え?」

「俺の妻に"教育"してもらいな。…星ちゃん、すまないが頼んだよ。」

「ええ、私がちゃんと教え込んであげるわ。」

「それじゃあ、行ってくるよ。」

「ちょ、ぎゅむ」

「行ってらっしゃいませ、旦那様。」


フェリセットの頭を踏み付けた星ちゃんの見送りを見ながら俺は転移した。

ギンパッチと星ちゃん的に死ななきゃ何をしても良いと思っているところはあります。


ちなみに、フェリセットは眷属解除しなきゃ死にません。死ぬダメージを負ってもプレイヤーの眷属になったということはリスポーン地点に送られるだけです。


ですが、ギンパッチも星ちゃんも知りません。ギンパッチはともかく、星ちゃんが知らないとは?プレイヤーの眷属になるのは大抵強いNPCなので滅多なことがない限り死にません。なので、死んだらどうなるかわかりません。知っているのは超高性能AI様だけです。最上位NPCでも知らないことはあります。


それでは、次回*˙︶˙*)ノ"

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