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VRMMOで勝手気ままな魔猫になりました。  作者: きれいな紙片
デブ猫が星々を
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地雷メス猫

会話回だけで話を作るのも面白いですね。

「他の呼び方にしてくれ。旦那呼びは妻がするから駄目な。」

「ええ〜?じゃあ彼ピ?」

「ダメに決まってんだろ!」

「文句ばっかじゃん。ん〜、Gros poilu(ゴホ ポワリュ)とか?」

「ん?フランス語?どういう意味だそれ。」

「ええと、大きな毛深い?」

「見たまんまかよ。じゃあ、ゴホって呼んで。」

「それこそ、そのままじゃない。」

「他の呼び方が思い付いたら変えれば良いんだよ。というか、俺の名前教えてなかったな。俺はギンパッチ。異界人だ。」

「え、異界人だったの?」

「そうだぞ?何かあるのか?」

「ううん。特にないわ。」

「そうか。でだ、名前呼びするか?」

「ひとまず、ゴホって呼んで後から変えるわ。」

「わかった。よろしくなフェリセット。」

「よろしくね、ゴホ。」

「じゃあ、早速だが俺にくっつけ。」

「あら?積極的ね!既成事実を作っちゃう?」

「んなこと出来るか!それにお前の身体で俺のを受け入れられないだろ。」

「愛の力でなんとかなるわ!」

「ならんわ!それに俺とお前の間に愛はないだろ!」

「出会って、話して、契約を交わしたことで愛が育まれてるわ!眷属になったということはゴホのハーレムメンバー入りしたのと同じことよ!ちなみに私は第2夫人で女神様ってのが不動の正妻ポジションよ!」

「怖っわ、完全に地雷メス猫じゃん。間違った奴と契約交わしちゃったな。しかも、ちゃんと弁えるところは弁えている。賢いのに何故か地雷臭がする。」

「嫌なら解除しちゃうの?私が死んでも後悔しない?」

「むむ、その言い方ズルいぞ。」

「ふふふ、ならこんなに可愛い私に地雷だなんて言わないことね。」

「ったく、地雷なんて言って悪かったよ。」

「わかればよろしい。」

「…なんの話してたっけ?」

「既成事実を作ろうって話だったわね。」

「それは絶対にない。」

「あら?そうだったかしら?それなら、子供何匹欲しいって話だったかしら?」

「そんな話一言もしてないよな!?」

「んもう、冗談じゃないの〜」

「お前の匂いは冗談じゃなかったぞ。」

「あら、興奮しちゃった?なら、そこの小惑星でしましょ。」

「しねぇよ!!出会ってすぐにそんなことをしないぞ。」

「あらあら?出会ってすぐではなきゃしてもいいと聞こえるわね?♡」

「ノーコメントで。」

「あらあら♡」

「…移動するからくっつけよ。置いてくぞ。」

「はぁーい。」ぴと

「…なんで、よりによってくっつく場所が腹部なんだよ?」

「濃厚なオスの匂いがするわ♡」すんすん

「やめろ!!」

「んもう、ゴホは文句ばっかよね〜」

「せめて、背中にしろよな。」

「はいはい、わかりましたよっと。」

「くっついたなら走るぞ。」

「ええ、私は良いわ。」

「いくぞ」




メス猫を連れたデブ猫が(そら)を駆けるのは次なる戦場へ。

Gros(ゴホ)とは肥満という意味です。おデブちゃんにピッタリですね。


フェリセットちゃんが地雷メス猫なのはくっついたら離れないけどヤンデレ女神とぶつけるのに同じヤンデレでは勝てないので地雷メス猫にしました。それに、この世界の獣で星ちゃんがコントロール出来る存在なのでハーレムメンバー入りの承認は出ています(不動の正妻ポジションという発言の時点で。)


星ちゃんの見た目についてですが、人間の目で見ると速攻SAN値直葬されます。


何故、ギンパッチが平気なのか?リアルの方が極度に視力が弱いからのと他人に興味がないからです。あと、猫の視力になって多少視力が良くなってもSAN値直葬されることはありません。人間の視力でしたら自動リスキル状態になってました。


よくそんな相手と大人の運動が出来たな。ある程度、人生経験積むとそういう境地に達しますので私は余裕です。


人生にはボストロールやジャバ・ザ・ハットのような方と対戦をすることがあります。いち早く逃げ切れていれば良いですが捕まったら経験値にされます。


皆さんも「あ、これあかん」と思ったら速攻逃げてくださいね。


それでは、次回*˙︶˙*)ノ"

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