第?の街
オープンワールド系スマホゲームでチュートリアル無視して行ける所まで行って戻れなくてなって辞めた経験おあり?
私σ(´∀`me)??あります。
原〇ではありません。原□は探索しまくった後に教会内潜入で投げました。謎解きだったら苦手ですが頑張れたかもしれません。
とりあえず、シャムを俺の背中もといもふもふから離さないと話が出来ない。…シャムのこの状態をもふもふ過剰摂取症と名付けよう。
空を駆けながらセーフティエリアを探す。
お?アルヒ以外の街を見つけた。ひとまず、降りてみるか。むむ?街に魔力の膜が張ってあるな。アルヒには無かったものだ。結界というやつか?仕方ない。壊したら何か言われそうだからひとまず、門から入るか…。
俺が街の門前から少し離れた場所に降り立つと街から完全武装した兵士や不揃いな装いだが装備を身に着けた者達が大勢で俺達に向かって来た。なんだ?と思っていたら不揃いな装いの装備を身に着けた者達が
「死にさらせ!」「素材置いてけ!」等と良いながら武器を抜いて襲いかかって来るではないか。蛮族か?俺は「影魔法」で俺の影を奴らの影まで伸ばしてから影縛りを発動して全ての動作を中断させる。
それからまた「天歩」で浮かび上がり連中を見下ろしながら「魔力操作」「空間掌握」「星視の眼」「星気解放」「演技」「威圧(星)」を使用する。
「いきなり襲いかかってくるとは死にたいらしいな?そんなに死にたいのなら死なせてやろうか?このように。」
ただの口だけだと思われるとムカつくから「空間掌握」「星視の眼」で目星つけていた街から離れていて何もない場所に「流星魔法」で流星群を落とす。
まだ何人かは現実が直視出来て無さそうだから「魔力操作」を使い「威圧(星)」に魔力を込めて放つ。
「これを街ごと落とされたいならかかって来るがいい。」
この時に影縛りを解除すると大半は戦意消失していたが数人が仲間内で揉めていた。そんなに結界が優秀なのかね?
1人の弓兵が背中のシャムに向けて矢を放つ。「空間掌握」を使用中だから放たれた矢はシャムに届く前に空中分散させたが無警戒のシャムを狙うとはやってくれるな。そっちがその気ならこちらも相応に応えよう。
「死ぬが良い》
辺り一面に全力全開の「流星魔法」を発動する。
降り注ぐ流星群、彗星、メカメカしいデブリ、最後には「星」そのものが降りてくる。いや、「星の一部」か。
地上は地獄絵図だった。原型を留めていない襲撃者達"だったもの"。青々としていた草原は見るも無惨に焼け野原。街の方は結界があったから無事であったが結界は蓄積されたダメージに耐え切れなくなって消失していた。もう一度「流星魔法」を使えば呆気なく滅ぼせるだろう。
すると、街から新たな1団が出て来た。一目散に俺の前まで来るといきなり襲いかかってくることはなく全員で平伏して代表者らしき者が大きな声で
「星を司る女神様に連なるお方だとは存じ上げずに街の者が貴方様に不敬を働き申し訳ございません!何卒、お許しくださいませ!」
「何故、我が貴様らを許さなくてはならん?死にたくて我が背に乗せてる者に弓を引いた癖におかしなことを言いよる。さぁ、街が滅びるぞ。抗えてみせよ。」
「流星魔法」のチラ見せ「星(一部)」を街の真上に発動待機させる。
「おおお許しを!どうか、どうか今一度お情けを!お願いします!」
「お願いします!街には元々抗う術を待たぬ者が大勢暮らしております。」
「一部の暴走した者達を御せなかった私達の責任ですがお願いします!今一度、ご再考を!」
「フン、先程の者達だけなのだな?我に弓を引く蛮族どもは?」
「は、はい!先程の者達は話が通じない者どもで私達が貴方様にお話をさせていただく予定でありましたが独断専行で貴方様に無礼を働きました。本当に申し訳ありませんでした。」
俺に土下座する一同。「魔力色の魔眼」では畏敬の色と出ているが悪意を示す色、ヘドロのような暗い色はない。先程の蛮族どもは兵士も含めて1つのヘドロの塊だった。俺はアレを悪意の色だと思う。今後、あのような色を持ち合わせている者はNPCですら消す。
「なら今回のことは先程の蛮族どもの命と結界の消失で手打ちにしてやろう。」
「寛大な御心、ありがたき幸せです。」
「さっそくだが、今回我はアルヒから連れと共に空を散歩しておったが連れの様子がおかしくなったため安全な場所に下ろしてやろうとこの街を訪れた。だが、アルヒではなかった結界が街を覆っておった故正門から街に入ろうと思い、此処に降り立った。そこを蛮族どもが我らに襲いかかってきた。我だけなら何とでもなったが連れは今戦える状態ではない。無益な争いを好まない我は力の一端を披露して争い事を納めようとしたが愚か者が、我の連れに弓を引きおった。故に宣言通りに街ごと滅ぼそうとした。が、結界に阻まれて惜しくも街を滅ぼせなかった。もう一度行使すれば滅ぼせるが、今回は貴様達に免じて見逃そう。」
俺の話を聞いて驚き、納得、苦虫を噛み潰したよう顔、驚愕、あわわしたり、ホッとしたりする1団。うむ、面白い連中だ。
カルマ値が下がる要因は様々ありますが、今回は明らかな宣言、警告後の弓兵のやらかしなのでカルマ値は下がりません。微動だにしません。
「流星魔法」のチラ見せ「星(一部)」とは生物がほぼいない星を部分召喚することで行使が可能になります。今回初めて全力全開の「流星魔法」で行使することに気付いたギンパッチが脅しとして有効活用していました。
星ちゃんが行使する権能「終幕」の超弱体版が「流星魔法」なので規模が違うのはまるわかりです。ですが「流星魔法」を使えるのは現存ギンパッチのみです。
賢者とか大賢者とか使えそうだとは思えますが普通に代償が重いので無理だと思います。星に連なる種族でない限りどこぞの老大賢者みたく死にます。
一応、ギンパッチは星に連なる種族なので代償はないです。しかも、星を司る女神の星ちゃんの旦那さんなので無尽蔵に「流星魔法」使えます。
途中、セリフの「」と《》が混ざっている部分がありますがわざとです。誤字ってません。
「魔音声」が途中で発動した感じです。意味?感情の高まりを演出出来たらなぁと浅はかな思いです。
ギンパッチが大量殺戮をなしていた時のシャムはもふもふ過剰摂取症でふにゃふにゃになってますので状況把握出来てません。
蛮族どもは所謂、冒険者や傭兵や狩人的な感じの奴らです。ギンパッチは素材の宝庫なので欲深い者にはギンパッチの格を感じ取る能力は一時的に機能しません。
これからもギンパッチ(素材)を狙って襲いかかってくる輩はいます。商船?の気持ち悪いおっさんとか。
それでは、次回*˙︶˙*)ノ"




