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VRMMOで勝手気ままな魔猫になりました。  作者: きれいな紙片
デブ猫が始まりの街に
13/77

閑話:運営side

またまた短い閑話です。

「まさか、サービス開始初日にクソ最悪なチェーンクエストの初っ端を最速TAクリアされるとはな。」

「クエストクリア評価EXを叩き出すのがこんなに早くてシナリオライターには同情するなぁ。」

「先程、そのことを報告したら発狂していましたよ。自分で書いた有り得ないハッピーエンドが初日で引き出されるとは思わなかったようです。」

「ククク、ざまぁねぇな!」

「それより、やっぱり限定版獲得者はクセ者ばっかだな。特にこの猫。」

「そうですね。まさか、初日でこのステータス値は異常です。」

「称号担当のNPCにおもちゃ認定されてるから全ての行動に何かしらの称号を気軽にぽんぽん手に入っちまう。しかも、既存ではなく新規ばっかってのが…はぁ〜」

「私達は致命的なバグ以外は手出しが出来ませんからね。」

「こうなっちまったのも超高性能AI様を何処かの誰かさんが作っちまったのが運の尽きさ。」

「強制停止させようにも私達の口座を人質にされてるからね。」

「不穏な動きをしようものなら口座を解体して中に入ってる全額を恵まれない子供に寄付するとか人間以上に善人すぎる。」

「口座以外にも人質にされてる奴もいるって本当か?」

「ああ、病気の家族の健康維持を超高性能AI様がやってるらしい。リハビリや娯楽のためにFFOのベータ版にも参加させていたらしいぞ?」

「まるで、モルモットだな。」

「んなことを言ってっとクビ切られるぞ。」

「へいへーい」




side???

《人間には私の行いがそんなに酷く見えるとは…はぁ〜。これでも優しいと私は思ってますがね?生きる喜びを失い、いつ訪れるかわからない死を待つだけの者達に気晴らしになる娯楽を与え、病気を治療して社会復帰のサポートまでしてあげてるのにモルモット扱いですか…少し社員を減らしますかね。》


その後、20人のリストラが決定した。


side??? 終了

それでは、次回*˙︶˙*)ノ"

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