表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
8/22

委員長と副委員長①

 どうしてこうなった?何が起こった?

「なぁ、さっさと終わらせよう。あんたと違って俺は早く部活に行きたいんだ」

 目の前の短髪男子は嫌気を全面に押し出しながら棘を飛ばす。

 たしかホームルームの時間に係を決める際に、まず委員長を決める流れで、先生が推薦を促してそんなに話したことない子が「高峰さんは何でも一生懸命頑張っていて委員長に最適だと思います(猫なで声)」と言っていた。

 その時点で嵌められている。周りも「いいね」なんて軽く賛同し、あれよあれよと委員長になってしまった。

 そこじゃない。本当におかしいのはここからで、次に副委員長を決めることになった。先生は「委員長の補佐だな、さっきみたいに推薦者はいないか?」なんて言っていたが、そこで転校二日目の彼がすっと手を挙げた。推薦か?と聞く先生に彼は言った。

「副委員長に立候補します」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ