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貧弱貴族も腹筋バキバキ!彼が変わった理由とは

作者: 読み専

 「優勝はジョン・アウレリオスだあああああ!!!」

 会場に司会の声が響き渡る。観客はみな驚愕していた。

 無理もない、王国最強と名高い騎士団長が敗れたのだ。勝利したのは貧弱貴族と名高いジョン・アウレリオス。ひょろひょろの身体がトレードマークの地方貴族だ。

 一回戦から替え玉ではないのかという声も囁かれていたが不正は認められなかった。しかし肉体は明らかに昔とは違っていた。

 鍛え抜かれた腹筋、鋼のような胸筋、盛り上がった上腕二頭筋。全てが一級品だ。

 「いったいどうやってその肉体を手に入れたのだ?」と、国王は問う。

 「全てはこのアブトロベルトのお陰です。アブトロベルトはつけているだけで筋肉が鍛えられるのです。書類仕事をしながら常に鍛えておりました」

 「オラはジョン様の領民であるサムソンと言いますだ。オラも農作業をしながらこのアブトロベルトで鍛えてたらゴブリンもオークも倒せるようになっただよ」

 「それにこのアブトロベルトは女性にもオススメ出来る一品だよねキャシー」

 「そうなの、お茶会などで食べ過ぎたせいかドレスが入らなくて困ってたの。でもね、これをつけてからこのプロポーションを手にいれることが出来たのよ」

 「なんて素晴らしいの!?王女である私でも使うことが出来そうね!」

「わしも運動不足で困っておったのじゃ!これなら玉座に座っていても使えるではないか!」

 「魔法の研究をしながらでも肉体が鍛えられるとは…」

 「もちろん騎士団の訓練と併用も可能です、これを使えばより鍛えられるでしょう」

 「なんと…すぐに量産し使用を義務付けよう!」


こうして鍛えられた王国は大陸を統一し技術も文化も発達し誰もが羨む国となったのだった…

お値段もリーズナブル

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