がんばらないウニの話
「がんばらない」ことをがんばる。
「がんばる」より難しいけど、それ大事。
「がんばってる」って思えてる時は、多分、もっと上に行ける時。
「がんばってるのに…」って思う時は、多分、アクセル全開にしていない時。
「がんばれてる」って思った時がきっと、自分を知った時。
自分の限界なんて計り知れない。
がんばれる時にがんばればいい。
だけど、「がんばらない」ことをがんばらなきゃいけない時がある。
それは自分を守る時。
アクセル全開にしすぎて、ガス欠になることを忘れている時。
ちゃんと補給時間を作らなきゃいけない時。
頭が疲れた時は、甘い物を食べる。
体が着かれた時は、しょっぱい物を食べる。
イライラムカムカする時は、冷たい物を飲む。
モヤモヤメソメソする時は、温かい物を飲む。
自分を知る。
今の自分を見る。
自分はどこにいて、何をしてる?
自分はどこで、何ができる?
ちゃんとできてる?
あの子ががんばっていると、自分もがんばらなきゃなって思う時もある。
あの子ががんばっているのに、なぜ自分はがんばれないんだろうって思う時もある。
あの子ががんばれないから、自分ががんばらなきゃって思う時もある。
逆もそう。
みんなそう。
あの子だけががんばっているわけじゃない。
自分だけががんばっているわけじゃない。
みんながんばっているじゃない。
「がんばっている」のも、「がんばれない」のも、自分だけじゃない。
これ、大事。
今の自分にアクセル踏むのも、ブレーキかけるのも、自分にしかできない。
自分を見失わないように、道によって速度を調整する。
忘れちゃいけない。
自分ががんばることで、あの子もがんばれるって時もある。
お互い様。
自分にしかできないことが、きっとある。
自分ががんばれなくたって、がんばれない人ががんばるきっかけになる時だってある。
それだけで、人の役に立っている。
「ウニ」はトゲトゲでぷにぷに。
中身がもろくて、触れられたら壊されそうで怖くて、だからトゲトゲを出して強がって見せる。
でも、トゲトゲ出したままじゃ、誰も近付けない。
触れてほしい時に、触れてもらえない。
「ウニ」になったままじゃ、本当の自分を分かってもらえない。
きっと、ちゃんと中身に触れてくれる人がいる。
「ウニ」同士で群れていても、お互いを傷つけあうだけ。
お互いにお互いの中身を知れない。
本当に知ってもらいたいなら、トゲトゲを外さないと。
傷つくのを恐れて「ウニ」のままじゃ、いつかきっと一人になる。
「ウニ」のままじゃ、いつかきっと人を傷つける。
「がんばらない」ことをがんばる。
「ウニ」にならない。
もっと呼吸が楽になるコツが、きっとある。
そうはいっても実際にパニくった時には、こんなことを冷静に思い出せない作者より(^^;)




