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SUMMER MEMORY   作者: コガネ先生
5/5

4日目「秘密基地」

ミーンミンミンミンミーン…


今日は虫取りに来てみた。カブトムシやクワガタがいっぱい取れたなぁ

…で、今は沢で従兄妹と水遊びをしている。


「青空君、釣り勝負やらないかい?」


『釣り勝負というのは毎年私が兄としている勝負で、一時間以内にどちらがどれだけ多くの魚を釣れるかを競っていた。』


「うん!今年こそ負けないからね!」


僕は強く意気込むと川に糸を垂らした。


そしてあっという間に一時間の時が経った…


「1…2…うん、お兄ちゃんの勝ちだね」


3ー6で優人兄ちゃんの圧勝だった…僕はがっかりし、うなだれたが「来年こそ絶対に勝つぞ!」と自分に言い聞かせ立ち直った。


「青空君ももっと大きくなれば僕にだって勝てるさ」


優人兄ちゃんは僕をいつもの様に慰め、頭に手をおいた。


その後立ち直った僕は沢から山の中の道にいた…そして丘に行く途中に奇妙な物を見つけた。


「なんだろう?」


『目の前にあるものが何かはわからなかったが、それは明らかに人が作ったもので、また何年もの間使われていない…いわゆる秘密基地と言われるものだった』


僕は中にある雑誌や漫画を読んでみたが、何がなんだか全くとして分からなかった…でも僕はもう少しここにいようと思い、ブルーシートの床に座り込み自分が読めそうな漫画を読み始めた。


「少年少女探検ブック」


僕はこの時一番読んでいた漫画の古い物を見つけた。しかし、今連載されている漫画や漫画家の名前は無く全く知らない名前ばかりで特に面白くもなかった。


やることがなくなった…漫画をその辺に置くと今度はその場に寝っ転がってダンボールの間から差し込む日差しを見たりしていた。


……………………………………………………………………………………………………………………………………


カナカナカナカナカナ…


『気がつくと私は眠ってしまっていた、もう外は夕焼けの空が見えている。私は秘密基地を出るとあの丘に走った。』


~丘の上〜


僕が丘の上に行った時お姉さんはいつもの様にベンチで遠くを見ていた


「あれ?今日は来ないかと思ったよ?」


『彼女は私が声をかけようとするとすぐに後ろを向いて私に話しかけてきた』


「うん、今日ここに来る途中面白いものを見つけたんだ」


「へぇ、どんなもの?」


僕は今日見つけた秘密基地のことを話したり、優人兄ちゃんと釣り勝負をしたことを話した。


「明日お姉さんも秘密基地に来ない?」


「面白そうだね、うん、連れて行って?」


やった!僕は心の中でそう言い、じゃあ明日ね!と言ってお姉さんに手を振って家に帰った。


僕が家に帰るとちょうど晩御飯の準備が出来たところで、おじちゃんが迎に出ようとしているところだった。


日記


今日は色んなことがあった。優人兄ちゃんと釣り勝負をしたり、山の中で秘密基地を見つけたりもした…そして明日はその秘密基地にお姉さんと行くんだ。楽しみでい方ない。


投稿が遅れてすみません!(汗)


学校が始まって一気に忙しくなったのでまた投稿が遅れてしまうかもしれませんがご了承下さい。


では、また次回め良かったら読んでください。



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