ピロシキ
これは作者が空腹だったので書いただけのものです。
気が付けば店の中にいた。
『ロシアの名店』とか書いてある店。
とても素敵な繁華街にある店。
客は多くもなく、少なくもなかった。
店員がメニューをもってきた。
そこにはたくさんの料理名が書かれてあった。
ロシアの名店って言うぐらいだからロシアの食べものだろう。
一通りすべてに目を通して見るが知っている料理名は一つしかなかった。
店員が自分のテーブルを横切る。
「あの、すみません」
「はい、ご注文はお決まりでしょうか?」
「え〜とピロシキください。この当店おすすめのやつ」
「はい、かしこまりました。」
店員はそう言うとすぐに立ち去ってしまった。
お昼ご飯がピロシキ
どうかと思ったが変なのを頼んでサラダ系のが出たら困る。
まぁ、いわば安全な道を通ったのだ。
━小心者め
そんな事を思ったが判断ミスではないと思っている。
しばらくすると店員が料理を運んできた。
熱々のピロシキ、湯気が立ち上っている。
「おまたせしました。」
店員の人はピロシキが転がらないように慎重にテーブルに置く。
ピロシキは相変わらず熱々のままだ。
揚げたてなのかまだ油が少し付いている。
小麦粉の皮でできた生地はもう見た感じふっくらしている。
一口丸かじりする。
ふっくらとした生地が口の中に入っていく。
まだ中身の具には達していない。
しかし、驚いたことに小麦粉の生地だけでもおいしい。
ふっくらとした生地を噛むことによって生地が圧縮され小麦粉そのものの味がでてくる。
そのうえ揚げてあるので、表面はパリパリしていて中のふっくら感と絶妙にマッチしている。
━これを具と一緒に食べたらどれだけおいしいだろう
考えただけで唾液がとめどなく出てくる。
なんとなく辺りを見回してからもう一口食べる。
今度は予想通り中身の具が入り込んできた。
中の具はおそらくひき肉、春雨、椎茸、その他いろいろだろう。
今度は生地とひき肉その他いろいろの交響曲が始まった。
口の中で作り出される交響曲はみごとにマッチしていた。
ひき肉の肉汁が出てくるところなんて最高だ。
満足感に満ちたりながらも口を休めることはなかった。
気が付くともうピロシキはなくなっていた。
━すごくおいしい、あ〜もう一つ食べたい
そう思う昼下がりだった。
これって小説なのでしょうか?
それとなんでもいいので評価してみてください。
お願いします。




