観察対象・魔法少女
私は魔法少女、ある日歩いているところに喋れる白い猫に遭遇。
突然「今日からあなたは魔法少女」
って言われてびっくり。
チュートリアル的なのにそのまま連れていかれて、どうしたらいいのか分からないまま、白い猫の言う通りに右往左往。
こんなの聞いてないよお。
半分泣きながらなんとか変身して、見事な魔法少女デビュー!
次の日からは毎日モンスターが現れて、私がやっつけることになったんだ。
世の中の魔法少女には階級があって、最初に変身するまでは、分からないんだけど、私はいちばん高いランクの魔法少女らしい。
お陰で最初から強い敵と戦わされて、本当に大変。
今日は自動販売機のふりをしていた、モンスターに遭遇。
もし人間が、この自動販売機から飲み物を買って飲んでいたら、モンスターがたっくさん発生して大変なことになっていたよ。
今日は沢山並んだチロリチョコの中から敵を見つけ出した。
モンスターたちは、魔法少女の近くに現れるようになっているらしくて、私はランクが高いから、手のひらをかざしただけでわかるんだ。
戦いたくない私には嬉しくないけど。
気づいてしまったからには仕方ない、やっつけなくっちゃ!
そんな私だけど、魔法少女になる前は天井裏で、裸で這いずり回っているおじさんだったんだ。
飼い主の女の人に、少しづつ社会復帰の訓練をさせられて、いまじゃこの国で番の魔法少女の仲間入り。
つぎのモンスターもやっつけなくちゃね。
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