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東方オリスト「東方光隕誕」   作者: 三郷吾請
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閑話「オリキャラ・サブタイ設定 おこん・その他」


・虎域唱宴

 虎の縄張りで酒食を囲み歌い騒ぐ。

 零落ないし破滅するためにあるかのような、短絡的、刹那的だとかの不確かで愚かな幸福。

 零落ないし破滅する事を悟って自棄になって行う末期の楽しみ。

 あるいは、企みがあってわざと行う、一見して損でしかない陽動や布石。


 ハナシラ→腹無し(本編での文のセリフ通り)

 教隕は設定上、企みだとか水面下だとかに頓着しない気質なので、本当に魂胆が無い。




・狼長誘虎

 狼の群れでも上に立つ狼が、虎を敢えて群れに誘き寄せる。一匹では適わない天敵が居る事を群れに見せつけ、結束の必要とリーダーの重要さを教え込んで、跳ねっ返りな若い狼を縮こませるため。

(捏造四字熟語なので、実際に狼がそんな事するとか言い伝えがあるとかではない。捏造故事)

 一見して競い合う敵であっても、工夫によっては全くの利益として利用する事もできるという事。


 リラトス→リストラ

 信者を人員として、整理した後の後腐れない送り先を見つけた責任者達。

 本人なりにモラルを重んじてる白蓮だけは割り切れてない。




・純誠不省

 混じりっけのない誠実な心を持っていて、且つ真っ直ぐすぎて全く物事を省みない性質。

 あるいは、長所が沢山あるのに短所が全てを台無しにしている事の喩え。玉に瑕の強化版。


 ランテク→楽天(家)

 教隕もシタンも悪い意味で楽天家。


 大霊

 曲りなりでもなんでも信仰と実績のある霊なので。




・恬然八顧

 何も気にせず我が物顔な態度でその実、周囲の出来事を看過できず幾度も(密かに)顧みる性質。

 あるいは、いい加減に生きてるように見えて細かな事によく気が付き、人柄に反して有能な仕事をする者の喩え。

 隠岐奈は光の柱が出現する事は当然見越していたので、柱が現れるや否や「箔をつける」策のために教隕に報せて動かしたり、是非曲直庁に潜り込んで「いつき」拐ってきたりと全速力で対応した。

 あと何だかんだで霊夢達を利用した事を気にしてるので、異変後の生活で唯一『ねひりん』絡みの素振りが無くいつもの魔法使い生活に戻った魔理沙の胸中が分からず心配してたという裏設定。(魔理沙はいつでも今日より明日に生きてるので、片付いたねひりんの事なんて半分忘れてたまである)

 いつきも一応、人並み未満ばかりの「ねひりん」で雇われ秘書みたいな事して「ねひりん教」の下積みを支えてた。


 パラワハ→パワハラ(してる方とされてる方)


 鬼使い

 使いにされて使われてる鬼と、使えるものは鬼でも使うし鬼畜な手も使うかもしれない賢者。

 ついでに、鬼は中国では霊魂とかの意味があるので、限定的に魂を操れる「いつき」と強引に掛けられなくもない。




・昡桜戳眼

 陽の光や桜の花びらが、自ずと何かしたわけでも無いのに、時に誰かの目を突いて傷つける。

 何でも無い行いが思わぬ被害をもたらす事もあるという喩え。何もしてなかったり人と同じようにしているだけで周囲の迷惑になっている事、もしくは人。

 哀れんで、あるいは蔑んで、あるいは蔑んでいる本音を哀れんでいるかのように美化して言う。

 あるいは、どんな時も一切悪意のない被害者であるかのように振る舞う人。そういった悲劇の善人な立場に憧れる人。


 ボウソウ→暴走(ウが入れ替わってる)


 現人神

「おこん」の状態をどう表現するかと考えたら、これしか無いかなと。




12.久里郡 棔 (くりごおり・こん)


・経歴

 病床生活の合間にコッソリ本を借りてたら、たまたま外の世界の偽典と出会う。

(設定として偽典は、聖書の巨人をモチーフにした以外は全くのオリジナル。原典モデルとかは無し。七十人訳聖書みたいな大きな編纂がどこかの国で何世紀かにあって、完全に歴史から消え去ったようなブツという事で)

 一大宗教の主流解釈に真っ向からケチ付けてる内容だと理解するや、「逆にこんな文句付けられるようなのでも海の向こうで大流行りなら、完璧じゃないものでも思ったより世の中に通用するモンなのかも。私もワンチャンある?」とか急に創作意欲を思い上がらせ、熱意のままに「図体ばかりデカい無駄飯喰らいが生きてても良い」という宗教未満のイメージだけで「ねひりん様神話」を創作。

 更にテンションに任せて、比較的調子良い日の散歩に見せかけてセルフ布教。実家やご近所にバレないよう、「くりや」に縁のない貧乏人の住む地域へ世間知らずの恐れ知らず、身一つで訪れて僕の宗教へようこそ。

 間もなく散歩が祟ったのか不衛生な環境に入り浸ったせいか普通に体調を崩して布教が滞る。その間に影響された者たちが都合の良い教祖像をイメージし信仰アンド布教。

「噂の具現化」や「そっくりの別人」などの諸々の異変の爪痕が、信者らの理想像として三千久辺教隕を生み出す。(アビリティカード≒龍珠とかも関係あったりしたかも)

 教隕は信者の都合の良いように生まれた存在なので、信者の解釈違いの「おこん」な部分は予め削ぎ落とされており、信者の求めに従って教祖を引き継ぐ。

 そこから信者が好き放題リクエストして教隕がすり合わせていく形で、信者の現状に都合の良いように宗教をアップデート、「ねひりん教」と名前まで付いて独り歩き。

 人格と違って、記憶はあってもなくても信者には関係ない「どうでもいい」ものだったため引き継がれ、教隕は「おこん」のやった一部始終を把握している。

「ねひりん教」の信仰は、教隕を通じて本元である「おこん」にも流れ、人を生きながら神に変えるような信仰の力が棔の体を強くし、この頃には体調持ち直すどころかすっかり人並みに元気な体に。「おこん」には信仰の力がどうとかの自覚は皆無。

 回復後の「おこん」は臥せってる間にすっかり懲りて、布教活動に対しても非ログイン期間が広がるにつれ「何やってたんだろ私」と黒歴史化したので、布団を出てからは神話がどうとかはノータッチ。回復に伴って、看病されてばかりだった一抹のコンプレックスも家業の手伝いができるようになって解消、ねひりん妄想からも寝床での読書からも離れていき、「おこん」の中ではすっかり過ぎた事。

 裕福な育ちで、体を重んじて家業の手伝いも少なく、且つ看病その他でそれなりに悠々とした暮らしをしてきた関係で、ボランティアみたいな人に尽くす事に憧れがあるが責任感は育っていない。

 異変の主役になったのは巻き込まれての事だが、元を辿ればデタラメ吹き込んで回って勝手に自分から手を切った「おこん」の自業自得。


・「力が湧いてくる程度の能力」

「教祖は『くりや』の娘と瓜二つ」

「いやいや、教祖は昔『くりや』の娘の体を借りていた」

 なんて噂が健在で、「ねひりん教」の信仰はそのまま「おこん」にも流れ込んでおり、気付かぬ間に一種の神様のような存在に成り上がってしまっている。ただし普段は高い健康ビームを浴びてる程度の影響しか無い。

 何かの拍子に「ねひりん教」がべらぼうな信仰を獲得するとか、今回のように「『ねひりん』ではあるが教隕ではない」な信仰が発生すると、「おこん」の力が急激に湧き上がって溢れ出る。

 本物の神様のご利益や妖怪の能力と違って「何をどうする」みたいな方向性が無く、自分の力に気付いてない「おこん」自身に制御のしようも無いので、捌きたての肉に塩振ったように力が野放図に暴れまわる。こうなると余程の破滅主義や全方位ヘイトの塊や天邪鬼でも無い限り誰も得しない結果になる。

 湧いてくる力の形も充分なイメージが無い事には不確かで、光の巨人に感化された一部信者が「とにかくどデカいの」とだけイメージした結果、柱状に高く伸びて腕っぽいの付いて、何となく十字架型に落ち着いた。

 多少信仰が増水しても昼間は日々の生活で微妙に発散できたりもするが、熟睡してたりイヤボーン状態だったりで意識のタガが外れると力が溢れやすい。


・その他

 弾幕ごっこの後は、消える柱から落っこちる「おこん」を、正体が露見とかする前に隠岐奈が飛んでって回収。まだグースカ寝てたのでそのままコッソリ「くりや」の寝床に戻してひとまず落着。ついでに柱があった場所に代わりに教隕が割り込んで、「教隕がやった事」という体裁にして代わりにボコられた。

 朝には「異変起きてたけど寝てた」と本人も周りも思い込んでくれてアリバイ工作成功。その後はいつも通りの町娘生活に戻る。

 ただ、賢者としては今後、怖い夢を見せるとか妖怪けしかけるとかして、「こっち側」に苦手意識持たせて遠ざかるよう仕向ける予定。他に、「ねひりん」に近付いて「昔広めた思いつきと似てるな」とか気付かれたりもしない方法も計画中。

 成っちまったものは仕方ないけれど、力を自覚させたら変に調子付いちゃったなんて事も無いとは限らないので、本人にそれと気付かせず外から管理する方向で様子見中。

 半ば人間やめてるが妖怪とも神様とも判定し難いし、弾幕ごっこでひとまずの退治はされたので、易者みたいな事には多分ならない。




以上、「東方光隕誕」お付き合いいただき、ありがとうございました。

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