閑話「オリキャラ設定 いつき・瓜姫・教隕・+α」
7.求代 いつき (ぐだい・いつき)
・拝俸浮献
主君ではなく俸祿を拝み、浮ついた志で盃を捧げる。
従者に誠意が無い様子。あるいは利害関係や契約取引で結んだビジネスライクな主従関係。
ストウカ→スカウト
・外見イメージ
常に首にスカーフやらマフラーやら巻いてる。もしくは長い髪を首で一周させてる。
糸目タイプかも。
・経歴
自殺を煽る縊り鬼。鬼と付くが正当な鬼でなく妖怪の一種(天邪鬼と一緒)。
立場上は是非曲直庁の職員で人口調整役。
元々は生者と死者のバランスを取ったり転生の円滑化のため、生きるに易い先進的な都市やベビーブームが起きた土地で自殺を促進させ、人口爆発を抑制する仕事をしていた。縊り鬼が活躍していた頃の地獄は、彼女らの功績もあって様々なモノが忙しく循環し、財政難とも縁遠かったらしい。
ところが近頃全国的に少子化な上、地獄の方針が昔と変わってきたため許可が下りなければ自殺させられないし原則許可されない。そのくせ人間は勝手に自殺していく理不尽。
当時は割と重要なポストだったが、今では現役の死神に気遣われるほどの閑職。具体的には話題や話し相手が縊り鬼と分かるや否や、小町がちょっと返事に困るレベル。「暇で良いね」なんて茶化すには空虚過ぎる。
今は全く需要が無いだけで、いずれ必要になり得る役目なので維持せねばならず、是非曲直庁でも少し扱いに手こずっている。最近の仕事は、仙人未満の道士など輪廻から中途半端に外れた奴らへ形式的かつ定期的に送られるかませ犬。
いつき個人は現在、ねひりん教の実務と教祖の補佐を兼任して精を出しているが、教えを信仰しているわけでは無いらしい。自分を信者に数えていない。
・「最後のひと押しをしてあげる程度の能力」
個々人が抱える感情の気を嗅ぎ分け、鬱の気を溜め込んでいる人間を見つける。
特に、当たり前の生活がままならない、性根が歪んで寛容になれないといった人間が該当しやすい。
これを冥府に向けて「押し出す」。
本来なら、冥府には60年に一度の大量死などで、審判を終えた転生待ちの魂が数限りなく控えており、魂が冥府に届くと入れ替わりで転生待ちが一体転生する。半ば流れ作業。
魂が体を抜け出ると、体は鬱の気に満たされ、正気を失い、冷静に自殺しようとする。ただし魂が抜け出た後、自殺が完了したのと同時に魂が冥府に到着するため、手遅れになるまでにタイムラグがある。それまでに体を正気に返せたなら、魂は体に引かれて戻ってくる。
本来は死に向かわせるばかりでなく、決意を促したり火事場の馬鹿力を引き出させたりと、ちょっとした応用も可能。あと、この方法だと死後に怨霊が極めて発生しにくくなるという地味なメリットがある。
どこぞの死神と違って、椅子を暖めるだけだろうと日々仕事はしているので、弾幕ごっこの腕なんて磨いてる時間が無い。
・その他
ねひりんに加担する動機とかはもう少し後に書く予定。
8.双鏡 瓜姫 (ふたかがみ・うりひめ)
・平々不徳
ごく平凡で無欲であり、山も谷も無い平和を望み、それ故に心身に得られるものが乏しく、結果として損ばかり際立って見える状態。そのような生き方や振る舞い。
あるいは、波乱万丈の人生と同じくらい、慎ましい人生にもリスクは伴うという事。
自分も平和な一般庶民でいながら、何もかもが平均点の人と付き合ったらつまらない部分とか面倒臭さばかり見えてくるようなもの。
ドコゾン→どん底
・外見イメージ
多分、質素な身なり。幸も財産も彩りも薄そう。他は特になし。
・経歴
童話に語られる、瓜から生まれた妖怪。(小人とかも広義の妖怪に含まれるとすればの話)
人里の外れ、もしくは太陽の畑へ至る道中とか、その辺りにぽつねんと茂る雑木林に居を構えている。
機織りしてはたまに人里に売りにでかけ、細々と暮らしている。
普段は少しやさぐれたような態度だがメンタルはクソザコ。木に登って降りれなくなった程度でもパニクって膝が震えるレベル。
天邪鬼よりウンと弱い。そのため指名手配から逃げ込んだ正邪に転がり込まれても力で適わず、脅されて渋々面倒みている。
正邪も個人的に隠れ家を持っているが、人が手入れしてる家で飯・風呂・寝床を家人が用意するのだからこんな楽な事はないなと居座り、追われた時のセーフハウスにもしてる。
最初は殺しても殺し足りないほど憎んだ瓜姫だったが、今は何だかんだぐだぐだやっている。中途半端に手を貸してしまった現状、正邪の横暴よりも、指名手配犯との関連を疑われて一緒にシメられる事の方がよっぽど怖いので。
本編の描写通り、ある日正邪が急に「ねひりん」と関わり持ってやってきて、協力しろと無理やり連れ出されて空き家住まいと正邪の飯炊きを強制されていただけの被害者。恐れていた暴力装置こと巫女がしかもダブルでやってきたので自暴自棄になって丸まった。
・「鏡や水面に隠れる程度の能力」
景色を写す物の中に身の回りの物や人ごと飛び込み、鏡の世界に逃げ込める。
鏡の世界は映されている部分までしか存在しない世界だが、映っていた空間の一部なら死角まで再現できるので、陰に隠れれば覗き込まれても見つからない。
ただし、逃げ込んだ媒体に移る景色全体を大きく変えられて一定時間経つと(鏡なら90度回されたり、ヤモリ等で鏡を覆われたりすると)能力が解けて持ち込んだ物全て弾き出される。
また、隠れている事を知らないはずの者から名前を呼びつけられたり『誰か居るな』的な事を言われても、本人がビビリなので勝手に観念して出てくる。
鏡の世界に連れて行かれた人や物は、彼女が取り出さないといつまでも出て来られないので何気に怖い能力だが、彼女はそんな事して恨みを買うような事の方が恐ろしいので十中八九やらない。
妖怪としての働きはせいぜい、人里の鏡に忍び込んで、居ないはずの人影(瓜姫)を見せて脅かす程度。
・その他
調べた限り、原典の瓜子姫には鏡にまつわるような話は皆無。
ただそのままでは能力らしい能力も持たせられないので、「瓜二つ」とかの慣用句を重ね合わせて、使えそうでいてイマイチな能力をでっち上げた。
9.三千久辺 教隕 (みちくべ・きょういん)
・飄々俯瞰
掴み所が無く、全てを高くから見下ろしているかのような達観した様子。
知性と落ち着きに溢れている様子、気取って偉ぶっている様子、どちらの意味合いにも。
セタカイ→背高
・外見イメージ
多分、着流しとか長襦袢とかの寝起きみたいなラフな服装。
服装や髪型が違っていても、身体的特徴は「おこん」とほぼ同じ。
・経歴
ねひりん教を広め、教祖として信仰を集めているらしい。
性格はどっしりとして鷹揚で、いわゆるクズも多いねひりん教信者たちにも嫌な顔ひとつせず別け隔てなく付き合う。
裕福な暮らしは禁じてないし嫌ってもないが、本人はその日生きられるか程度の赤貧洗うが如しを好む。熱心な信者だと、そんな教隕の身だしなみ等、最低限の生活をどれだけ支えてやれるかを自分の信仰のバロメータにしてたりする。
踏み込んだ部分はまだ秘密。
・「???」
まだ秘密。
・その他
「いつき」と人里の女から情報聞き出す進行予定だったけど、それだけだと霊夢・早苗編03から延々と情報回収ばかりで盛り上がりに欠ける気がしたので登場させた。
Ex.青麗凛淑
若々しい快活さと落ち着きのある麗しさ、厳しい凛々しさと慎ましい貞淑。
相反する要素を兼ね備えた、女性の美しさの形容。才色兼備に似る。
青椒肉絲は関係ない。
「変装くらいでは、己が徳から溢れる真の美は隠せないという事だよ」
オノビシ→お忍び
・外見イメージ
どこぞの大妖怪みたいな一時的に変身する術とか無いようなら、近くの呉服屋とかで買ったのかも。




