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三題噺一覧

三題小噺シリーズ 016 『初任給』『千鳥ヶ淵』『クリオネ』

作者: ふみた

今回は少し哀しい人情噺。

(^^)


まぁ基本はお笑いですけど、


えぇ、(^ω^)

初任給が出たんで千鳥ヶ淵に遊びに行ったら池からクリオネが…


…って単調ではない長話を一席、、



俺は…まぁモテない。(^-^)

千鳥ヶ淵の桜は満開だってのにいまだにサクランボならぬチェリーという始末。。

(*´-`)


とはいえ俺も春からは一流企業の社会人。

初任給はタンマリと出た。(^-^)

こんだけ金があれば女の一人くらい…


てなわけで桜が全部散る前にチェリーを卒業しようと一人ナンパに出てみたけど…



「はぁ…(*´-`)、やはりムリか、」


モテない俺は失敗ばかり、

金の力も通じない。。

美女には相手にされず美女以外にも相手にされず…

これ以上はムダかと思って前を見るとそこに居たのは…


スレンダーで微乳で同い年くらい。

表情はガ⚪︎キー似でクール。

氷の妖精のような美女が一人。

(((o(*゜▽゜*)o)))♡


ダメ元で声をかけてみると、

なんとOK!\(//∇//)\


童貞でもいいって言ってくれた。

はやる気持ちを抑えて何とか会話するんだけど…



「あの…キミの名は?(*´-`)」

『…本名は内緒…千鳥と呼んで。。』


「…もしかして夜の仕事の人??」

『水商売よ、ε-(´∀`; )、お金は取らないから安心して。まぁ経験人数は多いし色々あるけど…』



…ちょっと引っかるけど、、

早速ホテルに入った。

すぐに俺は服を脱いだけど…

(*^◯^*)


『あら?(*´-`)プラプラね。』

「うん、まだ勃ってない。。」


『じゃあ剥いてあげる。(^-^)』

「…凄いサービス。次は俺が剥いてあげる。。」


『…何を剥くの??』

「うん。(^-^)、氷の妖精のクリをね。」


『…ゴメンなさい、驚かないでね…』

「う、うそ、Σ(゜д゜lll)」



ウソだ…Σ(゜д゜lll)

氷の妖精のようなスタイル抜群の美女のクリは…


プラプラしてた。(● ˃ ロ˂ )੭ꠥ⁾⁾


裏切られたと思った。

今すぐにも逃げたかったけど、ガ⚪︎キーそっくり顔に見つめられてはそうもいかない。

それによくよく話を聞くと、単純な男でもカマちゃんでもないようで…



「両生具有??( ・∇・)」

『そう。(^_^)よく見てよ、私のクリをね…』


「…プラプラしてる…俺のと同じ??」

『じゃあ…アワビも見て、』


「…これは…俺のとは違う。。」

『そういうこと。( ・∇・)クリオネもアワビも…私の貝は二つとも本物だよ。』


「じゃあ…この淵も本物??」

『…それは作り物、、(^_^) けど千鳥ヶ淵と言われてこの界隈のマニアには人気なのよね…』



聞いてるうちに俺は…(。-_-。)

千鳥が可哀想になった。。


この身体ゆえに水商売以外には選べなかった身の上、

子供も作れない。

結婚も望めない。。

(´;ω;`)


だから鴛鴦夫婦に憧れて…

おしどりのいる千鳥ヶ淵を拠点にして千鳥を名乗っているのかな??


哀しい女だと思えた。。

ならば俺が男としてできることは…

少しでも慰めになるのであれば、、

(´;ω;`)



『えっ??私に童貞をくれるの??』

「それがせめて…千鳥の慰めになるのなら…」


『…嬉しいけど、(^-^) 私のナニは半分造りモノだよ。そんなの童貞喪失にはならないんじゃない??』

「けど千鳥は半分は本物の…哀しい女だから、」


『哀しくないって、(*⁰▿⁰*)、ってか勘違いしてない?!私の源氏名は鴛鴦からとったんじゃないよ。』

「じゃあなぜキミは…千鳥ヶ淵を名乗ってるの??」


『だって私は半分造りモン。( ^ω^ )』

「…だから?(^_^)」


半造モン(半蔵門)なんです。



お後がよろしいようで。(^-^)




性的少数者は概して哀しいもの。

まぁでも昨今の過剰な要求は頂けませんけどね。。

(^^)


次回は『バジル』『トン汁』『シスター・ジル』


ダジャレ満載で行きます。

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