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異世界獣人記 〜亜人の栄光を取り戻せ!〜  作者: ロール
第3章 森林の国と魔眼の姫
81/93

第69頁 建築完了

もう最初の方の自分の書いた内容覚えてないんすよね…この前もとんでもガバ見つかっちゃったし。見直したい気持ちはあるんだけどね、結局見直さないんだよな。

「すごい…本当にできたんだ…。」


完成したケントルクスを見上げながら、エリンは感嘆する。


「まあ、思ったより時間掛かっちまったけどな。」


「掛かったっていっても、職人達で1ヶ月以上を1人で5日だろ?…十分化け物だよ。」


納得いってない様子のレオを、吾郎が諭した。


「何はともあれ、暫くここが俺達の拠点になる。」


「そうだね…そういえば、その間ストラビアはどうするの?」


美月が素朴な疑問をレオにぶつける。


「リオ兄やリオーネ…母様達に任せることで話はついてる。それに何かあったらすぐ戻れる距離ではあるしな、この後も一旦ストラビアに帰るし。」


「なるほど…確かにそうかも。後、今1個気になったことがあったんだけど、レオってリオーネさんとかガルディスさんのことお母様とかお父様って呼ぶよね。正直違和感あり過ぎて気になるんだけど。」


「『お』は付けてねえけどな…まあそこはどうでもいい。単純に、親父とかお袋って呼ぶと、前世の両親が重なって気持ちわりぃんだよ…あんまり親父とかお袋って呼ぶ機会も少なかったけどな。」


「…そっか。」


「で、色々準備をしに一旦ストラビアに帰るわけだが…お前達はどうするんだ?」


レオは吾郎と美月に向かって質問した。


「どうするって?」


「多分これが、結界解除前最後に自由に移動できる時間だ。だからお前達はついてこなくていい。ここに残るのも、ストラビアに帰るのも自由だ。」


「そういうことか。…なら、俺も今の実家に1回顔だそうかな。」


「あー…まあいいんじゃねえか?結界解除前にはこっちに戻ってこいよ。」


「ああ、わかってる。美月はどうするんだ?」


「んー。じゃあ吾郎についてくよ。今の吾郎の家族とか気になるし。その後一緒に私の実家に行かない?」


「そうだな。んじゃそうするか。」


(幼なじみの感覚が抜けてねえのはわからなくねえが…2人で実家に行くのはほぼ婚約じゃね?まあいいか、面白そうだし。)


レオは思う所があったが何も言わなかった。


「つーわけで、一旦解散だな。」


__________________


レフィーエからミセルニアスに向かった時のように、レオはストラビアに到着した。レオの周りにはルミナ、ミア、エリン…そして、ライネルの姿があった。


「ライ兄、大丈夫だったか?」


「ああ。…馬とは比べ物にならないくらい速いが、乗り心地自体は全然この子の方が良かったな。」


ライネルの走りでは到底レオに追いつけないため、ライネルはミアの召喚獣であるフェリの背中に乗って移動していた。


「流石に鍛えているだけのことはあるな。そこでへばってる奴と違って。」


もう片方の召喚獣であるルリに乗って移動していたエリンは、分かりやすく疲弊していた。


「はあ、はあ…あれ、おかしいな…ミセルニアスまではそんなにだったのに…。」


「まあ、ちょっと速度上げたからな。」


「…え、そうなの!?全然わからなかった…。」


「それはそうと…ライ兄はどうするんだ?てっきりあっちに残るもんだと思ってたが。」


「ああ。俺も暫くあっちにいないといけないから、嫁さんを迎えにな。」


「そうな…ん?」


納得仕掛けたが、返事が固まる。そして、


「…嫁いたのか!?」


レオは思わず声を出す。


「ああ…あれ、言ってなかったか?」


「初耳も初耳なんだが…。というか嫁いるムーブじゃなかっただろ絶対。連れてこない理由でもあったのか?」


「…今妊娠してんだよ。2人とも。それに、あの時はギクシャクしてたからな。もう謝ったけど。」


「なるほd…ちょっと待て。今2人っつったか?」


「ああ。言ったが?」


「…まさか、ライ兄にこんなに驚かされる日が来るとは思わなかったぜ。」


「お前のことだから、俺から言わなくてもそういうの知ってるもんだと思ってたけどな。」


「いや、ライ兄のこと別に興味ねえし。」


「うっ…まあそうか。じゃあそういうわけで。レオ、ミア。また後でな。」


「おう。」 「…バイバイ。」


ライネルの言葉に、レオだけでなくミアも返事をした。


「さて、俺達も行くか。」













世界観のイメージためにライネルの嫁2人にしたけど、別に1人でも良かった気がする。

ライネルの嫁さんも出すのがめんどいし広げ方思いつかないから存在だけの登場になりそうです。

絶対後々いることすら忘れる(予言)

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