おまけ② 第2章用語解説会
大変お待たせしました。
よくわからないところもあると思いますが、私もよくわかりません。
一応答えられる限りは答えます。
《魔道具》
普通の紙などに魔法式や魔法陣を書くと、1度魔術を発動しただけでその魔法式や魔法陣は効力を失う。しかし、特定の物体に魔法式や魔法陣を書き込むことで、魔力を込めただけで任意の魔法を何度も発動させることができる。中には、物体自体に元々魔力を貯めておくことで、自身の魔力なしで発動させることができるのもある。
また、同じ物体に複数の魔法式や魔法陣を書き込んだ場合は、魔力の込め方や接続などで、発動する魔法を限定させる必要がある。レオの作った魔道具(15頁辺り参照)は、込める魔力の量で発動する魔法を使い分けれるようにしている。
《王国騎士(団)》
ストラビア王国直属の騎士団。ストラビアには王国兵士団もあるが、騎士団は兵士団と比べて人数が少ない分、1人辺りの戦闘力が高い。
町の基本的な警備などは兵士団が行い、騎士団は王の勅命を聞き行動するのが主である。そのため勅命がないときは基本的に訓練を重ね、より強い軍隊となることを目指している。
《闘気》
魔力のように、この世界に存在する特殊な力の1つ。魔力と違い、ほぼ全ての種族が生まれつき持っているが、それを意識的に扱うためには、まず闘気の存在を認識しなければならない。
持っている闘気の量は、生まれつき大きく差があったりするが、魔力同様、鍛錬や成長によって、自分の持つ闘気の量を増やすことができる。
後述する《戦技》以外にも、闘気を自分の体に纏うことによって、自身の防御力や攻撃力を大幅に上昇させたりすることもできる。
魔力ほど汎用性は高くないが、使いこなすとかなり強い。
《戦技》
《飛閃》のように、闘気を使って発動する技を指す。攻撃以外にも、闘気を使って発動する術は全て戦技となる。魔法と比べて、最初は習得までに時間がかかるが、ある程度戦技が使えるようになると、戦技を自分で開拓できるようになり、既存の戦技を派生させたり、オリジナルの戦技を自分で作ったりすることができるようになる。(魔法の開拓はものすごい難しく、様々な条件を満たさないとできない。)
《特殊技能》
主に、魔力を使うが、魔力を術式で変換させて使う魔法とは違い、術式なしで、魔力自体に役割を持たせて使う能力のことを指す。使うためには、魔力をコントロールできないといけないため、習得するのは魔法の何倍も難しい。大体魔法で同じようなことができるが、魔法の気配を感じさせない、魔法妨害があっても関係なく使えるといったメリットがある。