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異世界獣人記 〜亜人の栄光を取り戻せ!〜  作者: ロール
第1章 終わりと始まり
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第1頁 新たな始まり

時制や3人称視点と1人称視点がごっちゃになってます。

そこんとこご了承ください。

(んん…)


意識を失っていた礼王が、意識を覚ました。

トラックに轢かれた記憶が残っている。


(あれ?俺、なんで生きて…)


礼王は自分の身に起こったことを考え、この状況を把握しようと、まずは眠い目を開けようと…

目を開けようとするが、上手く開かない。

体を動かそうとするが、上手く動かない。

そもそも、体の感覚が全然違う。


(体が動かねえ…どうなってんだ?)


「○○○○○○○○○○!○○○○○○○○!」


そういえばさっきから何か聞こえる。声のように聞こえるが、何をいってるのかわからない。


その直後、突然大きな浮遊感を感じた。そして、人肌のような温かく柔らかい感触が肌に感じる。その後、小さな浮遊感が連続でやってくる。

イメージとしては、赤ちゃんをあやすような…


(ん?赤ちゃん?体が動かねえことといい、この感触といい、もしかして俺…)


予想が、やがて確信に変わる。


(俺、転生してるーー!?)


獅子堂礼王は、赤ちゃんとして転生したのだった。


____________________________________


転生して、2ヶ月くらいたっただろうか。

礼王の目はちゃんと開けるようになった。

しかし、体はまだ上手く動かせず、この世界の言葉もわからない。


目が開いたことで、驚いたことがいくつかある。


まず、ここにいる人達の見た目だ。

ここにいる人達には、人間の耳がない。その代わり、獣のような多種多様な耳や、尻尾がある。いわゆる獣人というやつだ。だが、これはさほど驚かなかった。

なんせ、自分にもあるから。目が開く前にも、耳と尻尾の感覚が。ただ、ケモ耳メイドを見た時は、とてつもなくテンションが上がった。


次に驚いたのは、生まれた環境についてだ。

普段いる(いさせられる)部屋は、部屋というにはとてつもなく広い。さらには、ケモ耳メイド3、4人や、とてつもなくきれいな、多分俺の母親らしき人物が世話をしてくれる。この状況は普通ではないだろう。極めつきは、冠のようなものを被った、顔の整った男の人が、とても嬉しそうに俺を抱えてきたことである。普段いる部屋とは比べ物にならないほどの広さの部屋で。おそらくその男の人は王様で、俺の父なのかもしれない。そう考えると、俺は王子様ということになる。


最後に驚いたこと、これは転生以上に驚いて、テンションも上がってしまった。それは、少し前だったろうか、ケモ耳メイドの一人も、俺が生まれる同じくらいのタイミングで子供を産んだらしく、世話をする時に時々その子を連れてきて一緒に世話をする。そんなある日、その子がベッドから落ちて、すごい勢いで号泣した。どうやら、怪我をしたらしい。


(うるせえ。そんなにひどい怪我だったのか?)


そう思っていると、俺の母親らしき人物がやってきて、その子に手をかざして、


「○○○○○○○○、○○○○○○○○、『△△△!』」


相変わらず何いってるかわからないが、その言葉を発した後、母親らしき人物の手が光に包まれ、その子の怪我がなくなっていった。そう、なくなっていったのである。


(これってもしかして…いやもしかしなくても魔法だよな!よっしゃーーーーーーーーーーー!)


ついに内まで抑えきれなくなり、興奮が表に出てきてしまった。が、体はまだ生後約2ヶ月の赤ちゃんだ。結果、側から見ればただ泣き喚いているだけである。


(魔法があるってことはやっぱりここは異世界、そして俺はそこの王子様か!早く大きくならねーかな!魔法とか色々使って見てえ!)


驚きと同時に、こらからの生活に期待を膨らませる礼王であった。






ここから一気に4歳くらいまで飛ばします。

本当に不定期です本当にごめんなさい。

(直すつもりはない)

文字レベルは作者が読めたらふりがなはつけないようにしようかなと思います。

(文字レベルの差異があればすいません)

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― 新着の感想 ―
[良い点] ケモミミのみでヒトミミが無いという設定はとても理にかなっていて素晴らしいと思います。 [気になる点] (ん?赤ちゃん?体が動かねえことといい、この感触といい、もしかして俺…) 予想が、や…
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