表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界獣人記 〜亜人の栄光を取り戻せ!〜  作者: ロール
第1章 終わりと始まり
1/93

第0頁 今生終了

「あ〜、異世界行ってみてーな〜」


突然、そんな言葉をこぼしたのは、この物語の主人公である、獅子堂礼王(ししどれお)だ。


「行ってどうすんだよ」


そう返したのは、礼王の親友で、幼馴染の熊谷吾郎(くまがやごろう)だ。


「そうだな〜やっぱりケモ耳メイドに会いてーな!あとは、魔法使ったり、魔物と戦ったり、それから…」


「第一がケモ耳メイドは流石だわw」


「そーゆーお前はどうなんだよ」


「俺は…エルフかな、金髪碧眼の美少女エルフに会いたい」


「お前も人の事言えねーじゃねーか!w」


こうやってまた、他愛のない会話をする。

礼王はよく、吾郎ともう一人の三人で一緒にいることが多い。そのもう一人はというと…。


「お待たせ、キング、くまやん」


そう言って背中をたたいて来たのは、[もう一人]の、宇佐美美月(うさみみつき)だ。勿論キングが礼王、くまやんが吾郎である。ちなみに、彼女のあだ名はうさみみである。(うさみみをしてるわけではない)


三人は同じ高校に通ってる高校生(美月は1年生、他の二人は2年生)だ、礼王はその大層な名前に反しての美術部、吾郎は巨体を生かして、柔道部のエースをしている。美月は幼い頃から続けていた体操を部活で続けている。かなりの美少女なため、美月の入部につられて体操部に入部した男子も多いようだ。


「何?また告られてたの?お前」と礼王が言う


「うん、でも断ったよ」


「これで何人目?」今度は吾郎が言う


「10…いや11だったっけ?」


「結構イケメンな奴もいたよな、どうして断ったんだ?」続けて吾郎がいう。


「だって私は…ううん、何でもない!」


「?」


美月の返答に、吾郎は首を傾げる。


「よし、それじゃあ帰ろーぜ」


礼王の一言で、三人は家へと向かう。他愛もない会話をしながら、いつもの帰り道を歩く。そうやって、今日も何事もなく終わる…はずが


『キキーーッーーーー!』「「「っ!?」」」


突然トラックが突っ込んで来た。咄嗟に男二人が美月を庇うが、相手はトラックだ、庇いもむなしく、三人の意識は儚く消えるのだった…




3人のあだ名の由来(設定)

キング:本名がレオのため、レオ→某有名ゲームドラ ○エのキングレオ→レオがとれてキングが残る。後は、なにかと一番を取ることが多かったため、このあだ名となった。


くまやん:熊谷の谷はやとも呼ぶため、くまや→くまやんとなった。


うさみみ:苗字の宇佐美(うさみ)と、名前の最初のみをつなげただけ。


(個人的な意見)

正直礼王のあだ名は必要か迷いました。二人のあだ名を思いついたあと、一人だけないのはかわいそうだなと思い、苦肉の策でつけました。ちなみにあだ名はダントツでくまやんが気に入ってます。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] 続きがどんどん気になる書き口でとても面白いです! [気になる点] 「だって私は…」の後の「?」が改行が無く私も?となりました [一言] もうすぐ終わる自粛期間のお供に読み始めました!学校が…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ