ワカラナイ感情
読まなくていいです。
(俺は、一流の大学に行きトップで卒業、今は○○会社の課長をしている。
どんな難しい問題でも簡単に解けたが、新しく入ってきた新人に対するワカラナイ感情だけは何時間やっても解けなかった。)
目を閉じる。瞼の向こうはただ真っ暗で風の冷たさを感じる。
後ろの方で足音が聞こえる
「先輩〜!!!」
ゆりの声がする。
俺は声のするの方に振り返る。
「先輩…ここにいたんですか?先輩方が私の誕生日会をしてくれて、その準備が出来たらしいですよ!さあ、行きましょ!!」
ゆりは頬に首筋に汗を流し少し喘ぎながら嬉しそうにで言う。
「そう言えば先輩、なんでこんな所にいたんですか?」
俺は、口角を上げて言う。
背中に隠した花束の中で黄色に輝いた百合の花びらが揺れる。
「ゆり、実は─────
人気があったら書きます!