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第3話 街♪肉‼︎うまーーー‼︎

書いてたやつが消えて最初から書き直してたら遅くなりました(涙)


誤字脱字やよく分からない事など色々とあると思いますが…生暖かくお読みください。

『はぁ…はぁ…はぁ…』


自分の荒い呼吸と激しく波打つ鼓動のみが聞こえる。ゴブリンと遭遇してから30分くらい経っただろうか、陸はなんとか逃げ切れた事に安堵し膝に手をつき呼吸を整えていた。初めてのモンスターとの接触、そりゃビビる。目の前にいきなり刃物を持った殺人鬼が出てくるなど転生前の日本ではまずあり得ないからだ。陸はあくまで普通の元高校生。最弱ゴブリンでも怖いものは怖い。


『ふぅ〜』


陸は背を伸ばし前を見る、呼吸が整った様だ。


『うーん…どっちに行こう?』


っと言うのも今陸の前には左右に伸びる道があるからだ。道幅6mくらいあるただの砂利道で馬車か何かが通った跡が轍を作っていた。


『どっちに行っても街はありそうだな、でもどっちに…』


考えながら辺りを見まわす。


『おっ♪』


陸の目に止まったのは、道端に落ちていた小枝だ。(こわざじゃないよこえだだよ)陸は小枝を拾い道の真ん中に行き真っ直ぐに立て手を離す。


コテッ


左だ


『1回じゃ、あれだし3回勝負』

陸は優柔不断だった。


コテッ



コテッ



全部左だった。

何か感じた陸は小枝を右に傾け手を離す…


コテッ



………左だった



『なんでやねん‼︎‼︎‼︎』

関西人でもないのに関西弁で全力のツッコミ…


(これはあれか?ダメ神の陰謀…『チッ』ほらぁ〜またなんか聞こえたしなんなのマジで、ガチでゴブリンより怖いんですけど)


(てか俺そこまで怒らせる事にしたかな?ん〜…まっいっか)




『よし………決めた‼︎』


色々と思うこともあるが止まっていても仕方ない、陸は向かって右に続く道を歩き始めた……。






それからは平和だった。(またモンスターと遭遇するかも)と思っていた陸だったが、何事もなく歩く事、1時間。

小高い丘を登りきり、見下ろす先を見つめ陸は息を飲む。



そこには街があった。



石の塀に囲われたなかなか立派な街だった。

遠目からでも道を行き交う人々が見え、活気溢れる様が見て取れる。



『あったぁーーー‼︎』「チッ」


陸は飛び上がり喜びをあらわにした。


正直…何日も歩かないとダメかもしれないとか、野営なんか俺に出来るのかとか、色々ビビっていたのだ。


街が見えた事によし、足取り軽く陸は進む。丘を下り少し歩くとついに街に着いたのだった。

石の塀は高さは4メートルくらいだろうか。入り口の所はアーチになり木製の門は開いている。門の両脇に2人の衛兵が立っていた………普通にスルー。


(えっ?いいの?止まれ!とかないの?)


………テンプレはなかった。



心の中でツッコミを入れたものの、設定とかなにも考えていなかった陸にとってはラッキーだったと言えよう。幅3メートルくらいの石のアーチを抜けそのまま真っ直ぐメインストリートを歩く。アーチをくぐってすぐにある建物には馬が繋がれ、荷台や馬車が駐車されていた。預かり所兼停留所のようだ。その先に行くと、道の両脇に屋台が並び、ちょうどお昼時なのか各屋台に人が群がっていた。


『らっしゃーい‼︎うちの串焼きが一番うまいよー』

『いらっしゃーい!焼きたてのパンはいかがぁ』

『お嬢さんには特別におまけしとくよー』


喧騒に包まれ、あちこちから漂ってくる美味そうな匂いに陸は腹が減っているのを思い出し一軒の串焼きの店に並ぶ。


(言葉は分かるみたいだな。お金は女神からもったらコインで大丈夫そうだ)


列の前の人が払っているコインを見て安心する陸。この屋台は串焼き一本が銅貨1枚らしい。銀貨を出すと銅貨9枚お釣りをもらっていた。


(銅貨1枚=100円ってとこか、じゃあ銀貨は1000円だな)


前に並ぶ人が買っているのを観察していると陸の順番になる。


『らっしゃい‼︎』

『おっちゃん2本頂戴』

『あいよ、ちょっと待ってな……おまち!銅貨2枚だぜ』


陸は銀貨1枚を手渡し銅貨8枚を貰う。


『ありがとよ坊主‼︎また来いよ』


店を後にし串焼きを見る、なんの肉かはわからないがとにかく美味そうだ。


『いっただっきまーす♪』


さっそく串焼きにかぶりつく陸。「パクっ」噛めば肉汁が溢れ、口の中で肉が溶けるようだった。


『うまーーーーい‼︎』


ガツガツっ


『ご馳走様でした♪』

あっとゆう間に2本とも食べきってしまった。近くにあった、ゴミが入っている木箱に串を捨て満足げに歩みを進める。


(腹も膨れたし、異世界と言えば冒険、冒険といえば冒険者。ギルドってあるのかな?)


周りを観察しているとThe冒険者の格好した1人の人に目が止まった。


(ちょっと聞いてみようかな)


『あのーすいません………冒険者の方ですか?』

『ん?…そうだが』

『冒険者のギルド…とかってありますか?』

『あぁーそれならこの先の十字路の角にあるぞ』

『えと…看板か何かでてますかね…?』

『なんだ?知らないのか?』

『すいません……なんせ田舎者で………』

『今から俺も行くとこだ。着いてくるか?』

『お…お願いします』

『俺はシウバだ。お前は?』

『リクと言います!』


陸は頭を下げ、シウバさんに着いて行くことにした、看板すらわからない陸を不審がるのかと思ったが、どうやら田舎から出てきて分からない人も多いとか。怪しまれずに済んでホッとしたのだった。それからしばらくシウバさんと他愛のない話しをしながら冒険者ギルド目指して行くのだった。




(ちゃんと自分の設定考えとこ……)


色々と設定を考えてない作者……(汗)


急いで色々と考えておきます。

(名前とかそーゆうの考えるの苦手なんです)



「チッ」 …((((;゜Д゜)))))))



通貨に関しましては以下の通りです


銅貨1枚→約100円

銀貨1枚→約1000円

金貨1枚→約10000円

白金貨1枚→約100000円

王金貨1枚→約1000000円


(通貨の名前はありません、この世界では通貨は全て共通です。………考えるのがだるいとかでは決してありません(汗)

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