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52:竜はどこから増えるの?

カレーも食べ終わって、ようやく本題に入れる……かと思ったけど。


「今日はもうこの辺で終わりかなぁ……」

「そうだな。」


よく考えたら緋化に絡まれたせいでここまで来るだけでだいぶ時間かかったもんね。

しかたな……


「そういえば青竜、聞きたいことあったんだった。」

『んお?なんだ?』


一応青竜も聞く体勢になったからショタ爺じゃなくてアル王のことを聞いてみた。

ほら、いつだったか話してたアル王には竜の血も流れてるという話。

そしてここには誰とでも子作りができる青竜がいるわけだから聞くしかないじゃん?


『それは前世代だな。』

「前世代??」


竜と言うのは、確かに子を産むし、生命を育むこともできるごく普通の生命と同じこともできるという認識で間違いはないらしい。

ただ、3世代終わったり、管理する側の竜が足りなくなった時にまた新しい竜が何処からともなく生まれるらしい。


そしてここで青竜がいう前世代というのは青竜達の親世代でもあるらしい。


『オレもさすがに詳細まで覚えてないけどな?』


まぁ、ともかく。

その前世代には今の青竜みたいな特性を持つ竜がいたらしい。

もしかしたらその竜が原因かもしれない。と、いうことだった。



「はぁ……なんかよくわからないね。」

「つーかあの爺さん、よくわからんけどすげぇんだな。」


不本意ながら佐藤に同意するけどさ。

まぁとにかく、竜についてもついでにわかった気がするからいいか。


「ていうか何処からともなくってどゆこと?」

『そのままの意味だな。空いた領域に地がたまごを作りだす。そこから新たな竜が生まれるって流れなんだよな。』

「やっぱシュールなのか……」


ちなみにで言えば黒竜の親竜が何処からともなくタイプだったらしい。

だからそれ以上昔のことを聞こうと思っても聞くこともできないんだよね……

……あれ?


「じゃあ領域ってずっとこの割り方なの?」

『そうだな。ところでこのシーフード……』


一応5つある領域、その領域はずっと昔からだったっていうことか……

砂漠と森と草原と山とオアシス……

今の子竜達が領域を持つようになったらまた新しいのが生まれ……?


「でもたまごを作りだすってことは子竜達より年下の竜になるってこと?」

『いんや?逆に地中にある力が溢れてくる場所から作りだされるからその過程がオレらと同等の時間を経過してるんだよ。で、シーフードっていうの……』


地中にある力が溢れてくる場所……いわゆる竜脈ってやつなのかな?

ホント大陸もだけど竜って不思議だなぁ


「うん、参考になった。ありがと青竜。」

『お、おう……』


さっきから青竜がシーフードを食べたそうに要求してるのは気付いてるけど

ついスル―しちゃうよね。

にしてもカフェイン王国にはどうして竜の血が入ったのか、ていうのはやっぱりわからないんだよね

ま、それはそのうちかな?


「よし、佐藤帰るよ!」

「おー、まとまったのか?」

「んー……ギリ!青竜、紫竜とちゃんとわけあって食べなよー」


どーんとシーフードを焼いただけのあれに醤油をつけて適当に出してから私は佐藤を連れてまたビネガーさんの家へと戻るのだった。

やっぱり海産物に醤油って神だと思うんだ。

ブクマ減ったが仕方ないな。へ、凹んでないし……

本題の竜の増え方は2つ。

竜脈から生み出されるのと竜同士でのあれですよ。

彼らはある意味で力の塊。

そしてシーフードが気に入った青竜氏。カレーはすでにない。

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