5:ごはん事情と呪術のさわり
5日目かなー?
なお、投稿時間は模索中です。(別名適当
「そういえば佐藤、こっちのご飯ってどんな感じだった?」
「んー?あー……まぁまぁだな。」
佐藤曰く、別に味が濃い訳でもないし、味が薄い訳でもないという可もなく不可もなく無難なタイプだったらしい。
なお、米はないらしい。
「カッチカチのパン?」
「そー。ジジババなら歯が折れんじゃね?ってくらいだな。」
佐藤曰く、主食はすごく硬いパンでスープとかに浸して食べるのが基本らしい。
「あとはだいたい同じようなもんばっかでてたな。お袋でも毎日違うのだせんのに」
「おばさんと一緒にしちゃダメでしょうよ……」
とりあえず食糧事情はなんとなくわかったし……
ちょうどいいか。
「ビネガーさん、クリエーターの練習がてらご飯作らせてください」
「え、えぇ構いませんけど……いいんですか?」
ビネガーさんは戸惑った表情をしてるけど私がちらりと佐藤の方を見れば納得したように一度頷いた。
多分……ずっと文句言ってたんだろうなぁ……
「うんまぁ、ご飯はそんな得意でもないけど……練習にはいいでしょ。」
「では、お願いしますね。モチヅキさん」
「はーい」
うん、とりあえず練習はホントだけど好きなものを好きに作って食べれる権利を手に入れることができたと思えばたいしたことないよね。
そう思いながら次の職業である呪術師に必要な呪術書を開いた瞬間、私は少しだけやる気が削げた。
「呪術もむずかしそう……」
「ワタシは召喚の方なので詳しくは知りませんが……考え過ぎる、というのもいけないようですよ」
「考えすぎない……ねぇ……」
じゃあここに書かれてる呪術の呪文は記号ってだけで覚えておけばいいのかな……
それならなんとかなりそう。
私もそんなに頭がいい方じゃないし。
「ところでモチヅキさん……その白いのは……?」
「ん?ショートケーキのこと?食べる?」
「い、いただいていいのなら……」
塩は食べるかもしれないけど佐藤は食べないし。
そう思ってビネガーさんに食べさせた結果……
「とても美味しいです、モチヅキさん!」
なんだろ……この餌付てしまった感は……
犬ならしっぽを振ってる感が強い感じになってしまったビネガーさんはなんというか
さっきまでの印象と180度変わってしまった……
これでご飯作ったらどうなるんだろ……
思わずそう思ってしまった私は悪くないよね……?
……とりあえず今日つくるご飯は適当に一般家庭の和食にしようかな。
デザートに抹茶プリンでも作ってあげるか。
そう考えると私は佐藤には甘いのかもしれない……
恐ろしいな!幼馴染というカテゴリは!!!




