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39:辿り着く黄竜の領域

翌日も私達はきっかり目印に来た。

ていうか佐藤がついてこれるのもぶっちゃければ今日までらしい。

騎士団の方にそろそろ戻ってこいって言われたらしいからだけど。


「あ、白竜さん。」

『待ってたわ。お嬢さん』


白竜はもう目印の場所に来てたけど……その手には私があげたあのネコの抱き枕を持っていた……

なぜに!?


「白竜……それ相当気に入ったんだな……」

『そうよ?このネコっていうのこの辺りにもいたらいいのに』


狼人がいるなら猫人くらい居てもいい気がするけど……

この大陸には絶対いなさそうだよなぁ……


「そういえば白竜さん、黄竜のとこの結界まであとどのくらいかわかる?」

『そうね……昼ごろにはつくと思うわ?』


白竜の基準は多分まっすぐ行って、なおかつ自分が飛んだらの基準な気がする……

まぁ、でも多分日が暮れる前くらいって考えといた方がいいかな。


「んじゃ、行こうか。」

『そうね。』

「望月なんか食いもん」


後部座席に乗る佐藤におやきを何個かあげて、私達は早速出発した。



やっぱり、森の中を走ってると景色に変化がないから少し新鮮味がないんだよねぇ……

たまに並走する獣を眺めることもあったけどね


「……ん?白竜さん。あれって」

『えぇそうね。あそこが黄竜との狭間の結界ね。』


そっと社畜号から顔を出して空を見上げれば太陽は昼と夕方の間くらいの位置にある感じがした。

だから私の予想と白竜の予想のちょうど間だったってことかな……


『お嬢さん、このまま止まらずに進むのよ?』

「え、あ、はい。」


正直言えば怖いけど。

白竜の言葉を信じて私は社畜号を前進させ続けた。


少しずつ近づく結界、攻撃意志はないけど社畜号で突撃だから攻撃にカウントされてたらどうしよ……


そんなことを考えながら止めることなく走ってついに眼前まで近づいた結界。

そして……



気付けば私達は青空が広がる草原の中にいた。

……結界を抜けれた……?


『ここが黄竜の領域となる草原よ。お嬢さん』


白竜はそう笑みを浮かべて教えてくれた。

ここが……黒竜曰く黄竜と緑竜親子が住む黄竜の領域……



――私には、この領域がとても神聖なものに見えた気がした……――



そのとき、遠くの方から何かが羽ばたくような音が聞こえ、私達は思わずというかすぐに社畜号から降りた。


「白竜さん、この音って」

『あの子ね。』


……あの子……?

よく考えれば、私は竜種の歳の取り方も実年齢も知らなかったんだった。

そう思ってるうちについに現れたその黄竜は羽を動かして器用なやり方でその場に浮いていた……


『……白竜お姉様、何故人がいるの?』


……ん?

黄竜が放った声を聞いた時、私は何故か妙に気になってしまった。

黄竜の……彼女の声が。

さてはて、オモチが気になった黄竜の声とは?で、切ってみた。

そろそろまた番外編書きたい。

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