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4:クリエーターと時間設定とか

連続投稿4日目(予定

ビネガーさんが出してくれた呪術師とクリエーターの本は思ってたよりも(呪術師の方が)分厚くて(クリエーターの方が)薄かった。


「呪術書はまた後ほど持ってきますね。」

「あ、はい。ありがとうございます……」


と、とりあえず薄い(クリエーターの)方から読むことにした私は、テーブルの上に置いたまま本の表紙をめくった。



――『クリエーターとは』


それが表紙に書かれていた本のタイトルだった。

目次としては大きく分けて3つ。

ひとつはクリエーターという存在ができることについて

ひとつはクリエーターの力とはすなわち当人の知識に寄るということ。

そして……



「ふぅん……てことは私次第、ってことなのかな……?」


まぁ、やっぱりよくわからないけど。

とりあえず一番分かったことはクリエーターという職業自体に適合してる人がほとんどいないっていうことだよね。


「ま、なるようにしかならないよね……」


クリエーターの力の使い方は簡単……らしい。

まず造りたい物の完成姿を想像する。

それからその造りたい物が完成に至るまでに使う材料を思い浮かべる。

最後にその造りたい物が完成するまでの工程を思考する。

以上。


「……要には想像力ってことか……」


ならとりあえず作り慣れたあれを試しにやってみようかな……

確か材料は……




***


「……で、何食ってんだ?望月」

「ん?ショートケーキだけど?」


私はクリエーターの力の練習がてらちょっと食べたくなっていたショートケーキを作ってみた。

ふわふわのスポンジに真っ白な生クリームがたっぷり、そして鮮やかな赤色の苺を乗せて。

甘みも満足いく結果で私はそれを味わっていたらちょうどどっかに行ってたらしい佐藤が戻ってきた。


「なんでそんなん作るんだよ。どうせなら抹茶プリン作れよ。餓えてんだよ」

「そういやここって時間設定とかってどうなの?プリンはそのうちに作ってあげるよ」


ホント抹茶プリン主義者め……

まぁ、それは置いておくにしてもいろいろと気になることがあることに私も今さっき思い出したんだからちょっと私も染まりかけているのかもしれない……


「んあ?時間は元々んとこと同じで1日24時間らしいな。月はなんつったっけ……塩のやつが覚えてんじゃねぇか?」

「適当だなぁ……」



それから少ししてビネガーさんが戻ってきたから月のこととかも教えてもらった。

確か……月は全部で10あってそれぞれが【光白こうはく地天ちてん水冷すいれい火幻かげん風焔ふうえん地降ちごう水暖すいだん火雷からい風氷ふうひょう闇黒あんこく】というらしい。

ついでに日付けは普通に数字らしい。

ひと月は30日だから……えっと、1年で300日か。


ちなみに今日は風焔ふうえんの5日になるらしい。

元の世界で言えば……5月5日?

……あとで柏餅でも作ろうかな……


「それでどんな感じですか?モチヅキさん」

「うん、クリエーターの方はなんとかなると思うよ。」

「そうですか。あ、こちらが呪術書になります」

「わぁ……」


ビネガーさんが出してくれた呪術書は言うならば広辞苑レベルの厚さがあった。

まぁ……呪術書っていうんだから呪文とかそういうのが書いてあるだろうけど……


「ねぇ、これ自体武器になりそうじゃない?」

「物理はやめとけ。」

「解せぬ……」

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