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38:目指すは黄竜の領域

――腰まで伸びる白銀色の髪、鋭いまなざしの奥にある透き通るような青い瞳をしていて

白い質素なノースリーブのワンピースの上に薄い灰色のショールをまとっていて素足の女性がそこにいて

そして、首筋には白い鱗のようなものが見えた……――


「えっと……白竜さん……?」

『えぇ、そうよ。この姿の方がいいでしょう?』

「あ、はい……」


ていうか裸足で寒くないのかな?


それから私達はすぐに社畜号(改)に乗り、発進した。

時間が勿体ないからね!

ちなみに今回もちゃんと佐藤がいるよ!

戦闘力大事。


……まぁ、白竜がいれば戦闘とかもなんとかなりそうな気がするけど……



私達はまず森を走り抜け、白竜の山を横目に一番奥に在る黄竜の草原を目指すことにした。

黄竜って、どんな竜なんだろ……?


時々森で獣を倒してみたり、赤竜との結界に沿ってみたり

割と探索はのんびりだった。


まぁ、その結果。

黄竜の草原まで到着できずに夜を迎えそうになりました。

ていうか木がいっぱいだから空みえないって。


「今日はここまでかなぁ……」

『あら、じゃあまた明日ここに来ればいいのかしら?』

「うん。目印残しとくね。」


今回の目印はちょっと白竜にもわかりやすいのにしないとね。

でも私、そんなに図工は得意じゃないんだけどなぁ……


粘土をクリエーターの力で作って、ちょっとこねこねと工作中。


『……ねぇ、お嬢さん。それは……何?』

「なん、でしょうね……?」


私もわかんない。

そう思いながらも粘土をこねて形成してたけど……若干佐藤にため息つかれたけどめげない。


「おい望月。おまえそれネコのつもりなんだろうけど耳どう見ても違うだろうが」

「だからなんでおまえはわかるの!?」

『ねこ……とは?』


私的にはお座りをしてるネコのつもりなんだ。

佐藤は気付いてくれたけどさ。

ていうかこいつだけは図工のたび私が何を作ってるのか気付いてたんだよね……

小さいときから。


「ていうかホントなんで佐藤はわかってくれるんだろ?」

「あ?みりゃわかんだろ。」


毎回ホントこう言うんだよなぁ……こいつは……

ちなみに、佐藤は絵の方が壊滅的なんだよね。

私はまだましだよ!?


とりあえず白竜にネコの説明をすれば理解してくれたらしい。


『愛玩動物というのね。そういうものはこのあたりにはいないのよね。』

「んーと……ぬいぐるみならいけるかな……」


え?目印?もう完成したことにしたよ。

手直しなんてもうできないんだ……


とりあえずクリエーターの力でネコのぬいぐるみを作って白竜にあげた。


『まぁ!これがネコなのね!可愛いわ』

「人サイズなら抱き枕なんだけどね。」


そう、胴体と手足が長いだらーんとした虎模様のネコのぬいぐるみを私は作りだした。

まぁ、イメージは私が元々持ってた抱き枕なんだけどね。

……戻ったら同じの作ろうかな。ミケ模様で。


「とりあえず白竜さんもこの目印を目指してくれれば迷うことなくこれると思うよ。」

『そうね。とても不思議な気配が漂ってくるもの。じゃあまた明日ね。お嬢さん』

「うん、またねー」


白竜は竜の姿に戻り、手に私があげたぬいぐるみを持って山の方に飛んでいった。


「んじゃ、私達も帰ろうか。佐藤」

「おー」

オモチは造形がヘタだけど絵は普通よりはうまい方。

サトウは造形は普通よりうまい方だけど絵がヘタすぎる。

シオは器用貧乏ですよ。

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