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108:第3大陸の所在の可能性

やっぱり思い立ったらなんとやら精神でゼロのとこに来てみれば……


「ゼロって陽翔に嫌われてるの?」

「そんなことない、と思ってたんだけどなぁ……」


陽翔を肩に乗せたままゼロのとこに来たら陽翔達はゼロを見た途端2匹はゼロの視界に入らない場所……私の背中に隠れていた。

というか陽翔達が隠れた瞬間ゼロは珍しく凹んだ表情をしてたけど……

ホントに嫌われてないと思ってたんだ……


「まぁいいや。ゼロ、聞きたいことあるんだけど」

「……望月って……うん……何?」


私はとりあえず白竜と話してたことを前提として話して、それから過去にあったらしい3つ目の大陸のことを聞いてみた。


「3つ目の大陸……うん、確かに元始の頃は3つの大陸と2つの島でこの世界は成り立ってたよ?」

「その3つ目はどうなってなんで島が増えたの?」

「それは……説明しにくいことだけど……3つ目は消滅したわけじゃないよ?」


消滅したわけじゃない?

まぁ、大陸系なら沈んだとかそっちな気がするけど……


「じゃなくて、その3つ目の大陸にはゼロ達みたいな存在はいたのってこと聞きたかったんだけど」

「え、あ、そっち?それならかつては居たとしか言えないけど……」

「ふぅん……じゃあその存在がいなくなったから大陸じゃなくなったの?」

「……どう、なんだろ?」


あれ、そこは認識してないのか……

なんでも、ゼロが言うには存在がいた頃は知ってるけど気付いたときには大陸はなくなり

その存在もいなくなっていたということも彼ら独特のあれで解ったっていうだけらしい。


「そもそもその頃ボクは眠ってたし……」

「なる……リデルさん達にさ、その辺聞いたら答えてくれると思う?」

「……無理でしょ。彼らはアル・キングスを主体にしてるから」


あぁ、だから白竜さんも納得してたのか。

あの2人はアル王がいなかったらたぶんどこにも付かなかったんだろうなぁ……


「……潜ったらその大陸の残骸でも残ってるかなぁ……」


残骸ていうかあるとしたら大陸そのものだろうけど……


「あれ、望月は消滅したって思ってないの?」

「さっきゼロ自身が言ったじゃん。消滅した訳じゃないって。どうせ地殻変動とかその辺で沈んだんじゃないの?」

「……ホント、あちらの世界の人ってすぐそういう考えになるんだね……」


あれ、何かおかしいことでも言ったのかな?

そんなことを思っていればゼロはひとつの思い出話をしてくれた。

とは言っても途中はだいぶ色が濃い話だったけど


「強欲か!!」

「そんな風に言うのは望月くらいだよ……」


いや、その話を聞いたら誰でもそう思うと思うけど……

ていうかこの世界の人は地殻変動とかの概念はないのかな?

……うん、今度潜る用の乗り物でも作ってみようかなぁ……潜水艦!夢の潜水艦!!

あ、でもあれはむずかしそうだから潜水艇にしよう。


そう考えたらこれで乗り物制覇になる気がするな。

空は鳥人間号で、陸上は社畜号、水上はアヒルさん号で水中っと……地中は……保留だな。


「……望月、ずいぶんと楽しそうだね。」

「うん、潜水艇作ろうかなって思って」

「せんすいてい……?この図鑑にある?」

「あー……辞書の方ならありそうな気がするけど……絵とかあるほうがいいか……乗り物図鑑ーっと。」


てことで私の世界の【働く車がいっぱい!乗り物図鑑】という図鑑を作ってゼロにあげた。

子供向きだけどどうかな?


「働く車……乗り物図鑑!ありがと望月!」


うん、喜んでくれたようでよかった。

ゼロが乗り物図鑑を夢中になって読み始めると私の背中にいた陽翔達がそろりと肩から顔を出していた。

ていうかオスの方は掴んでるんだろうってわかるけど……メスはどうやってくっついてるんだろ……?

あ、そんなタイトルの図鑑はないです。たぶん!

にしても陽翔はどこまでついてくるんだろうか……

さて、潜水艇の名称はどうしようかなー……

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