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100:オモチ達の決意?とうそつきは誰だと(嘘とは言ってない)

……まぁいいや。別に絶対主義って訳じゃないし。

ただ佐藤が基準になってるだけだし……


でも、佐藤達にあっちの現状を教えといた方がいいよなぁ……


ていうことで晩ごはんのときに私は2人に世間話程度に伝えた。

……塩、久しぶりに家にいてよかった……


「……留年……かぁ……なら戻る必要ますますねぇよな。」

「あくまでよくての話だからね?最悪高校中退だから」


それもあれだよなぁ……って佐藤は嫌そうな顔をしながらごはんを食べていた。

ただ、塩は何か考えているのか食は進んでいない。


「……望月さん、僕の家族のことは……」

「さっき言った通りだけど?」

「…………あの人はやっぱり……」


こう見てると……やっぱり塩は家族が嫌いだったのかな?

苦々しいっていうか、なんというか

家族……っていうよりも母親のことが出た時からいつもと違う感じの表情になっていた。


「まぁ、あのアル王が簡単に帰すとか言うと思えないけどね。」

「まぁな。……絶対なんかあるだろ。」

「そうだね……」


塩の場合、まぁ、帰るつもりはないけどって珍しく思いっきり顔に書いてあるんだけど……突っ込まないほうがいいよね。そこは。

にしても調べるとしたら誰に聞いたらいいかなぁ……

アル王本人に聞いてもあのショタ爺のことだから誤魔化しそうだし……

ゼロか、白竜か……あとはリデルさんとかかなぁ……

え?カイルさんなんて知らないよ



「ていうことでゼロ何か知ってる?」

「アル・キングスがここじゃない場所に行った時のことだっけ……知ってるけど……多分望月が欲しい答えじゃないと思うよ?」

「やっぱり何かしら違うんだ。」

「あれ、帰る方に意思が固まったのかと思ってたけど……」


私はないない、と手を振って


「まぁ最初は?家族に会いたいとは思ってたけどさ。よくよく考えたらアル王って何かしら企んでるだろうし。」

「……とりあえず知ってることだっけ。教えたげる。」

「お願いしまーす」



ゼロから話を聞いた私は、ゼロに見返りとしてワッフルを作って渡した。

まぁ、ワッフル単品だけど!


それにしても……やっぱりあのショタ爺はクセモノだよねぇ……


「完全に答え以前の問題な気もするけど……ついでに白竜さんにも聞いてこようかな。」


時間で言えばまだお昼前くらい。

私はいつものようにリン大陸にある白竜の領域へと飛び

そして……さらに必要最低限な情報を得た。


まぁ、結論は変わらずアル王は食わせ者でクセモノで胡散臭いってことに変わりはないけど。


「ていうことで佐藤、ちょっとアル王に突撃しに行かない?」

「……一応俺仕事中なんだけど?」

「知ってて言ってるんだよ。あのショタってば持ち上げて落とすタイプなんだもん。」

「あー……何がわかったのか知らねぇけど……今日の晩飯んときにでも教えろよ」

「はいよー。あ、帰ったら電話するよ!佐藤!もしかしたら繋がる可能性の方がでかいからね」


佐藤もはいよーって返して班員のいるとこに戻って行ったけど……

ホント、佐藤ってばこの騎士団の5班に馴染んでるよねぇ……うらやましい……

もう私はヒモにでもなろうかな……いや、家事手伝い?自宅警備員?……いや、考えたら負けか。


私達の答えは口に出してなくてもすでに決まっていた。

とりあえず今日通じたらいいけど……ホント、いつまで通じるのかなぁ……

本編通しでも100話いったーわーい。

とりあえず、終着地点は決まりました。

多分そう長くはならないはず……?

このお話が終わったあとの毎日更新目指そうぜ!は、どうしようかなぁ……

候補として【TSな魔法少年の話】と【悪役令嬢(違)と友達になりたい物作りで成り上がった家族の小娘話】と【リビングの戸を開けたら異世界な話】らへんがあるわけだ。……のんびり悩む。ただ、箇条書きしたらだいぶシュールだな!!

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