番外編12:お風呂でドキッと
※視点が途中途中で変わります。
――私にとって、一日の終わりに入るお風呂タイムは至高な時間だと思っている。
「きょ~のにゅーよくざいは温泉気分~」
最近、お風呂に入浴剤を入れても問題ないって気付いたからね。
某温泉に行った気分になれるシリーズの入浴剤をクリエーターの力で作って
お風呂に入る準備も万端になったからいざ浴室へ!
その瞬間、ガチャリと扉が開いた。……廊下に続く方の扉がな!!
振り向けばそこには佐藤がいて、まだこっちを見てないようで……
「望月、俺らんとこもうシャンプーねぇんだ、けど……?」
目と目が合う瞬間、何かに気付く歌あったよね……
でも、それとは違う……
「おまえ……ホントねぇよな。」
「うるさいばか!!!」
誰がまな板だこのやろう
そもそもそこまでないわけじゃないし!……ぺったんでは……な、い……はず……
「シャンプーはあとで持ってってやるからとっとと閉めろばか!!」
「んじゃ頼んだわ。」
パタリと扉は静かに閉められたけど……くっそ佐藤のやろう……
若干ムカムカしながらお風呂に入ったのは言うまでもない。
まぁ、温泉気分の入浴剤ですぐにもういいやって思考になったけどね。
まじで温泉気分最高。
***
扉の向こう側から僅かに聞こえてくる鼻歌に俺はもうあいつの機嫌が直ったことに気付いた。
……つーか、せめてタオルで隠せよあのやろう……
「……てか、ここの風呂は入浴剤使えるのか……」
ガキのときから望月は一番風呂が好きだったんだよなぁ。
あいつ曰く入浴剤入れれるから!らしい。
まぁ、あいつんちはじいさんばあさんもいるから根っからの浴槽派ってのもあるんだろうけど。
「…………うん、便所行くか……」
シャンプーなきゃ風呂入っても意味ねぇし。
望月自体そんな長湯をしないからそれくらいがちょうどいいだろうしな。
***
「ふぃ~さっぱりさっぱり!」
やっぱ温泉気分は最高だね。ついでに佐藤にも持っててやるか。
要望されたシャンプーを作って温泉気分の入浴剤も作って。
どうせ風呂場に行けばいるだろうし……
――よくよく考えたら私も、佐藤のことを言えたギリもなかったんだね……
まぁ、慣れっておそろしいけど!!!
1階にあるお風呂場のドアを開ければそこには……
パン1佐藤がいたよ?
「佐藤持ってきた。」
「おー助かるわ。」
シャンプーと入浴剤を渡せば佐藤は気にした様子もなくさっさと受け取って……
動揺したのが私だけだったのが悔しいわけじゃないんだからね!?
にしても佐藤……あっちに居たときはもう何年も一緒にお風呂入ってないから小学時代の身体しか知らないけど……
ホント、たくましい身体になったよなぁ……
「いいなームキムキ」
「いやさっさと出てけよ。風呂入れねぇだろうが」
「あ、ごめん。」
ちょっとだけ名残惜しいけど。
私はお風呂場から出てリビングぽいいつものとこでのんびりとアイスを食べるのだった。
あ、チョコバナナ味はありだ。
***
「あんのやろ……仕返しかよ……」
つーかあと数秒遅かったら俺はあいつに全裸を見られるとこだったのか……まじ止めといてよかった……
とりあえず手渡されたものを見れば予定通りのシャンプーと、それから某温泉に行った気分になれる入浴剤があった。
この温泉気分の入浴剤ってのは望月にとって1位2位を争うほどにお気に入りの入浴剤シリーズだったはずだ。
ちなみに同率でせってる入浴剤はなんでも人形が中に入ってるなんとかボムとかいうやつらしい
女ってよくわからんな。
最近眠気がひどいので番外編!
ドキッ、お風呂で遭遇のなんとやらです!
ホントは○○の場合とかそんな感じで書こうかなとか思ったけどめんどそうだと気づいたのでこの2人。
ホントに小さくて何も知らない頃は一緒にお風呂に入ってたという裏設定付




