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93:唐突の女子トーク!

――とある昼下がり、街かどにある小さなジュース屋さん。そこには……


「ここのオランジュースがとても有名なのよ。」

「へ、へぇ……」


私はなんで塩の彼女(予想)とこうしてお茶をしてんだろ……

そんなことを想いながら私は数時間前のことを思い出していた……




数時間前、私はビネガーさんにお使いを頼まれて街にお買いものにきてたわけだけど。

頼まれた品は全部で3つ。

うち2つまではすぐに終わったけど問題は3つめ。


どこにあるのかわかんないし、歩き回ってて少し疲れたし。

まぁ、どうしようかと思った時に彼女と遭遇して現在に至る……――



「あなたが氷雨様と同郷なことは知ってますわ。……召喚の経緯も。」


塩からこの人がソルトさんの元カノだっていうのは聞いてたけど……まさかこんな唐突に知ってます発言くるとは思わないよね!?

……想いあってるとは言ってたけど付き合ってるとは言ってないもんね!だから予想なんだよ!

ていうか名前呼びなのね。


「えっと、お姉さんは塩のことどう思ってるの?」

「愛しく想ってます。当時を知ってる方々にはセザウリウス様の代わりにしてるんだろうと言われますが」


ちなみに!セザウリウスってのがソルトさんの名前らしいよ!長いよ。

にしても、このお姉さんはホントに代わりに見てるわけじゃないんだなぁ……


「私はフォル・カロテンといいます。えっと、一応アルラウネと呼ばれていた種と人の半獣です」

「あ、そう言う系も半獣になるんだね。」


フォルさんはえぇ、と頷いてそれからある意味重要とも言えることも言っていた。


「セザウリウス様が亡くなった原因はある意味では私なのかもしれません」

「そうなの?確かソルトさんって育成してた魔植物に襲われて吸収されたんじゃなかったっけ?」

「えぇ、その植物は私の髪を加えたもので……ただその植物自体は吸収後に枯れてしまいましたが……」


……でもなんでそんな話を私にしてきたんだろ……って思うじゃん?


「先日、尾行していましたよね?」

「あれ、気付かれてた!?」


フォルさんが言うには宿までは尾行してたことに気付いてたらしいけどさすがに宿の隣室に入ったのは気付かなかったらしい。

……なんていうか申し訳ない感じが……


「お付き合い、しちゃえばいいのに。」

「そうもいかないんですよ……」


めんどくさいんだね。いたしてるのに。

でもそういうのは言わないよ!精神衛生の問題で。



……にしてもなんで私はフォルさんの話を聞いてるんだろ?

まぁ、オランジュース美味しいからいいけどさ。


結局私はオランジュースを飲み終えるまでフォルさんと話をするのだった。

てことで塩の相手であるアルラウネの半獣、フォル・カロテンさんです!

ちなみにいろんな意味で押しが強い。

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