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92:ほぼほぼ現実逃避しかできない図。

時間で言えば多分ようやく10分経ったくらい

ようやく外に出て私達は宿の影にすぐ移動をしてそこからビネガーさんの家に飛んで帰ったよ……


「うぅ……塩のことまともに見れる気がしない……」

「だから言ったろうが。」

「そーですね……今日は辛いのにしよ……」


別に甘ったるい雰囲気を感じたわけじゃないんだからね……

そうだ。カレーうどんにしよう。


「……現実逃避をして落ち着いたか?」

「……にしても、まさか塩があんなことしてるとは思わなかったよ……」

「あいつも男だってことだろ。」


そういえばシュガーさんは痴情のもつれで殺されたってことになってたはずだけどソルトさんはその辺ってどうだったんだろ?

あの女の人も見ようによってはビネガーさんと同じくらいに見えたし……

たぶんシュガーさん、ソルトさんもそれくらいな気がするし……

……まぁ、いいか。



――結局、塩の相手の女の人はかつてソルトさんと交際をしていた人で、偶然街で会い、何度か会うようになっていつしか想いあうようになったらしい……というのを後日私達は塩から直接聞くことになるけどそれまで私達は気になるけど気にしないように、と意識していたのは言うまでもない。


ていうか、あの尾行は塩にバレバレだったらしい。マーキングしたのは気付かれてなかったけど――



晩ごはんは塩を抜かしたいつものメンバーで特に会話もなくカレーうどんを啜ってるけど……

やっぱりカレーが飛ぶなぁ……


「このカレーうどんというのはなかなか食べるのがむずかしいですね」

「カレーうどんは1本づつの方が比較的飛ぶ量が減るよ」


まぁ、そんな話はしてたけど。

とりあえずカレーうどん。うまくできてよかった。



「……そういえば佐藤」

「あ?」

「佐藤もあーいうことしたくなる年頃なの?」


あの宿で聞いた音とかのことを佐藤になんとなく聞いてみたら飲んでた水を吹かれた。解せぬ……


「そういうことは聞くもんじゃねぇって萩兄に言われなかったんかよ」

「うん?あ、そういうことになるのか!わかった気をつける」


確かに萩兄言ってたわ。

なんだっけ、男にもデリケートな部分があるんだからそういうのは聞いたら身を滅ぼす……だっけ。

うん、気をつけなきゃ。


「にしても塩、遅いねーまだ宿にいるのかな」

「さぁな。」

「まぁいいや。そろそろ寝よーっと。」


あんまり遅くまで起きててもあれだし。

ぶっちゃけ今日塩と遭遇しても複雑だし。

うん、寝よう。


さっさと2階に移動して、お風呂に移動してる間にどうやら塩が帰ってきたらしいけど……

まぁ、あの尾行のことで絶対私は気まずくなるからいいんだけど!


……でもホント、佐藤ってあーいうことしたことあるのかなぁ?

ちなみに、オモチは宿から出るまで必死に耳を塞いでました。

サトウはそんなオモチを観察してたけど。

好奇心は猫をも殺すだっけ?そんな感じ!(適当

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