表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
自殺  作者: 真貴人
8/11

第八章

「こっちか・・・。」


樹海の中に入るには、自然公園内の遊歩道を外れればよい・・・。


至って簡単である。自殺の名所として、こんなに簡単に入れるのは問題かもしれない。


しかし、遊歩道の至る所に、自殺者に呼びかける看板が存在する。


『〜ちょっと待て〜君の人生は楽しいか、それとも苦しいか。

 世の中は苦しい事ばかりではない。楽しい事も多いはずだ。

 人生を楽しく過ごす為にもう一度よく考えよう。必ず何かがあるはずだ。

 たった一つの命を大切にしましょう。困ったら下記へ相談を。

 ○○田村役場自殺防止連絡会 00−0000』


等と…。


しかし、自殺をする者達にはこの立て看板が見えないのか、

はたまた見えていても、確固たる意志をもって入って行くのだろうか・・・。





道沿いには廃車がいくつかある。


この車は不法投棄されたのだろうか・・・


それとも、持ち主が樹海に入ったきり帰って来ないのか・・・。


真実は闇の中だ・・・。


彼は、廃車を横目に樹海へと向かう・・・。




樹海内に突入する彼。

まわりは完全に闇だ・・・。


しかも、異様な臭さがする。

これが『死臭』というものだろうか。


遊歩道がどれだかよく分からない。


明かりなしで置いてきぼりにされたら、普通の人間なら発狂しそうな状況で有る。



「・・・」



そんな事は気にもせず進み続ける彼。





評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ