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どこまでも浅い俺と日々  作者: チョココロネ
1/7

変わらない日々の始まりと現状

あまり先のことを考えないで書いているので内容がフワフワしてしまうと思いますし、きっと文章力もありませんが、良かったら見てやって下さい

「きり~つ。」

ざわついた教室の中で発せられる力の抜けた言葉を合図に全員が椅子を引き、立ち上がる。

「きをつけ~、れ~。」

誰一人として気をつけなどせず、頭も下げない。

「おはよ~ざいま~す。」

適当に挨拶をし、着席と言われてなくても各々椅子に座る。

「はい、おはようございます。」

そして、それらを特に気にしていないように見える教師が挨拶する。

「では、今日の連絡事項は・・・。」

何気ない朝のHRが始まった。

今日もまた1日が始まるという現実を突きつけてくる。

まあ、特に何も思うところなんてないのだが。


「なあ、高橋。」

HR終了後に隣の席の男子が話しかけてきた。

「なに、羽鳥。」

「今日の1限って何だっけ?」

ニコニコ笑って聞いてくる。

そんなの時間割り表見ろよ、なんて言える訳がないか。

「確か古典だ。移動教室だな。」

「お、サンキュー。」

礼を軽く言って、教室の後ろへ。

ロッカーに置きっぱなしの教科書を取りに行ったのだろう。

「さて・・・」

俺は机の中から古典の一式を取り出し、教室を出た

特に誰かと一緒に移動したりすることはない。

別にボッチというわけではないが、肩を並べて廊下を歩くような仲の奴もいない。

“話しかけると基本誰でも会話をする奴”

それが俺--高橋 徹--の新2年3組でのイメージだった。


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